テキストのほか、画像やファイルのコピー履歴にも対応したクリップボード拡張ソフト。「ClipLister.NET」は、クリップボードに転送されたデータを監視して、自動的に記録するクリップボード拡張ソフト。履歴一覧で選択したアイテムを、クリップボードにコピーした上で再利用できる。履歴リスト内の検索や拡張クリップボード上のテキストデータの編集なども可能だ。
メイン画面は、シンプルな2ペインのデザイン。左側に履歴アイテム名がリスト表示され、右側にはプレビューエリアが配置される。記録した履歴データがテキストの場合は左右どちらのペインにもコピーした文字列が表示されるが、画像データの場合は左ペインに<value is Image>という文字が、またプレビューエリアには実際の画像データが表示される。同様に、ファイルをコピーした場合は、履歴名には<value is File>の文字が、プレビューエリアにはファイルのフルパスが表示される。
プレビューエリアは好みに応じて表示/非表示を切り替えることが可能。さらに、別途「クイックビュー」ウィンドウを表示させて、内容を確認することもできるようになっている。
履歴として保存されたデータは、リストをダブルクリックするか、メニューのコマンドを利用してクリップボード経由で再利用することができる。拡張クリップボードのクリアやデータの編集、選択中の履歴の削除、全履歴の削除、履歴の文字列検索などの操作も可能だ。
オプション設定により、タスクトレイに常駐させることも可能。タスクトレイメニューから、履歴データのクリップボード転送を行える。拡張クリップボードの編集や全履歴の削除などの操作をタスクトレイメニューから行うことも可能だ。