テキストメモに加え、手描きの画像メモも保存できる常駐型のメモソフト。「ぐるメモ」は、ちょっとした覚え書きなどを手軽に書き込んでおけるメモソフト。常駐型で、普段は隠れているが、必要なときにすばやく呼び出して使える。簡易ペイント機能を備え、手描きの画像をメモとして保存できるのが特徴。テキストと画像、合わせて5枚(ページ)までのメモを作成できる。
作成できる5ページのメモのうち、0〜2までの3ページはテキストメモ、3〜4の2ページは手描き(画像)メモに割り当てられている。ページの切り替えはボタンで行える。
手描きモードでは、筆先、筆の太さ、色を指定することが可能。筆先は「えんぴつ」「消しゴム」「水性絵具の筆」の3種類。形状は丸(●)と四角(■)から選択できる。筆の太さはマウスホイールなどで自在に設定することが可能。色は、ユーザが作成したものを使うこともできる。最大18色まで保存できるパレットが用意され、RGB値をゲージで指定して、好みの色を作れるようになっている。
テキストメモはテキスト形式で、手描きメモはBMP形式で保存される。いずれも自動保存され、ユーザが保存操作を行う必要はない。また、メモを書き終えたあと、一定時間マウスをウィンドウから外して放置すれば、ウィンドウが非表示になり、ウィンドウを「隠す」操作も不要。すぐに非表示にしたい場合には、メモウィンドウの空いている場所を右ダブルクリックすればよい。
非表示(待機モード)の状態からメモウィンドウを表示する方法は3種類。
- 画面中央を軸にマウスを回転させる
- マウスの中ボタンをダブルクリックする
- マウスカーソルをデスクトップ右端に移動する
いずれの方法も、ユーザが有効/無効を指定できる。そのほか、ウィンドウサイズやウィンドウカラー、パレットの色数、表示/非表示方法の詳細なども、ユーザがカスタマイズできるようになっている。