フライトシミュレータ風のシューティングゲーム。ミッションをクリアすることで、チャレンジできるミッションの数や使用できる機体の種類が少しずつ増えてゆく。「AirFleetX」は、実機をモチーフにした3Dフライトシューティングゲーム。与えられたミッションに従って、定められた数のターゲット機を撃墜したり、ターゲットの地上施設を破壊したりするのが目的。全部で18のミッションが用意されている。
操作は、ホイール付きマウスとジョイパッドに対応。マウスの場合は、左ボタンでガン、右ボタンでミサイルを発射する(ミサイルの発射にはロックオンが必要)。上下方向の移動で昇降舵(エレベータ)を操作して機首を上下し、左右の移動で補助翼(エルロン)を操作して機体の傾きを制御する。マウスホイールでスロットルを操作する。ジョイパッドでは、コンフィグで方向舵(ラダー)を割り当てることも可能だ。
使用する機体は、通常はDEFAULT機(ミッションにより機種は若干変化する)だが、プレイヤーの好みで機種を指定することもできる。最初のうち使用できるのはF-5だけだが、ミッションをクリアすることでF-4/F-105/F-100/MIG-17などを選択できるようになり、機種が少しずつ増えてゆく。
機体によって使用できるミサイルの種類も異なる。機体に搭載されるミサイルは、RHMとHSMの2種類。機種によって「HSMのみ」「RHMとHSMの2種類両方」と異なる。両方を搭載している機体の場合、右ボタンをクリックした際にどちらが発射されるかは「ロックオンされた敵機との距離」によって決まる(遠距離ではRHM、近距離ではHSM)。どちらが使用されるかは、画面右下の兵装の残弾数を示す表示で判断できる。なお、通常の「ロックオン対象」マーカーのほかに、難易度設定で「SIMULATOR」を選んでいる場合のみ表示される「ホーミング対象」マーカーも存在する。
敵機がガンの射程距離に入ると「サイト」が表示され、この中心に敵を捉えることで敵機を撃墜できる(ロックオンしている敵機を狙うと命中率が高まる)。
ミッション数は全部で18。ゲーム開始時点ではそのうち8ミッションにチャレンジできる。チャレンジする順番はプレイヤーの自由だが、最初のプレイでは、敵があまり積極的に攻撃してこない「#1 TURKY HUNT」で、機体の操作や、ガンとミサイルの使用法などに慣れておくのがよい。「#2 DUEL」もミサイルを避ける練習用として最適だ。それ以降のミッションは、必ずしも順番通りにクリアしなくても問題ない。
ミッションの基本は、ターゲット指定された敵機を8機撃墜すること。ミッションによっては、ターゲット機以外の敵機が多数登場しターゲット機を護衛していることもある。一部のミッションでは空中の敵機だけではなく、地上にある敵施設がターゲットになることもある。
地形に注意しながら飛ばなくてはならない低空での戦闘や、逆に自機の機動が非常に制限される高々度での戦闘など、ミッションごとに趣向が凝らされている点が特徴。敵の包囲を突破してエスケープゾーンまで逃げ切るミッションや、ターゲットがデッドラインに到達するまでに敵を撃墜しなくてはならないミッションなどもある。