クラゲのような丸い容姿のキャラを操って赤と青のブロックを重ね合わせる、思考型のパズルゲーム。ステージごとに記録される「BEST STEP」「BEST TIME」にチャレンジすることで、同じステージを何回も楽しむことができる。「Purple」は、「赤」と「青」の2種類のブロックを使った純粋思考型のパズルゲーム。ルールはシンプルで、フィールド上に散らばった赤色と青色のブロックを押して重ね合わせることでブロックが紫色に変化する。ステージの中にあるブロックをすべて紫色に変えることができれば、ステージクリアだ。とはいえ、単純に手近なブロック同士を重ねればよいというわけではない。赤と青のブロックには、すべて1からはじまる番号が振られており、同じ番号のブロック同士を重ねることではじめて紫色に変化する。
用意されたステージ数は全30面+α。(この手のゲームをやり慣れている人にはあらためて説明するまでもないことだが)すべてのブロックはプレイヤーキャラを使って押すことはできるが、押しすぎてしまったブロックを引き戻すことはできない。
同じ色のブロック同士を重ねることはできないが、「異なる番号」の赤と青のブロックは重ねることができる。ただし、番号が違うために紫色には変化せず、赤と青のブロックが重複して置かれた状態となる。重なったブロックはプレイヤーキャラを使って押すことが可能。2個のブロックをまとめて押しているとき、押した先にどちらか一方のブロックと同じ番号のブロックがあると、対応するブロックだけが移動して紫ブロックに変化する。ただし、一度ブロックを重ねてしまうと別のブロックに片方をくっつける方法以外では分離させることができない。
フィールド上には「パープルストーン」という障害物も登場する。パープルストーンは自由に動かせるものの、破壊やブロックとの重ね合わせはできない。また、いったん紫に変化したブロックはそれ以上動かすことができなくなるので、これも障害物といえる。ブロックを重ねる位置には注意が必要だ。
プレイヤーキャラが乗ると滑って、壁やブロックにぶつかるまで止まれなくなる「滑る床」もある。滑る床で滑ってしまうのはプレイヤーキャラのみで、ブロックやストーンは滑らないため、「滑らないオブジェクト」を押しながら移動すれば普通に歩くこともできる。
後半のステージでは、表面に番号が振られた緑色の「鍵ブロック」も登場する。鍵ブロックはフィールド上の要所に配置され、消すには鍵ブロックに書かれた番号と同じ紫ブロックを作る必要がある。鍵ブロックは、ブロックを重ねることも移動させることもできない。
ステージは「EASY」「NORMAL」「HARD」が各10面ずつ、全30ステージとなっている。ステージごとに「BEST STEP」(クリアまでの最小歩数)と「BEST TIME」(最短クリア秒)が記録される。BEST STEPとBEST TIMEは「作者の記録」がデフォルト設定されているので、まずはその記録にチャレンジするとよい。作者の記録を超えると、ステージを選択した際に「記録を超えている」旨が表示されるようになる。メニュー画面で【Shift】キーを押すと、各ステージの作者スコアがまとめて閲覧できる。
全30ステージをクリアすると「スタンプラリー」「スロットゲーム」「EXTRAステージ」といったオマケが登場する。「スタンプラリー」は各ステージにひとつずつ隠されたスタンプ(マーク)を探し出すもので、一度見つけたスタンプは「スタンプラリー」画面に登録される。「EXTRAステージ」はHARDよりも難しくなっている。