精密なジャンプコントロールが求められる横スクロールアクションゲーム。一つひとつのステージが短く、何度でもコンティニューすることが可能で、“ハマり度”は高い。「Gift world2 〜終焉の氷姫〜」は、ジャンプテクニックを駆使して険しい地形を踏破してゆく横スクロール型アクションゲーム。使用できるキャラは「ギフト」と「クレン」の二人。プレイヤーはゲーム開始時にどちらかのキャラを選択することになる。ギフトはプレゼントの箱を爆発させて敵と戦う魔法を得意とし、クレンは炎系の魔法を得意とする。
操作はキーボードで行う。【←】/【→】で自キャラの移動、【Shift】でジャンプ。ジャンプ中に【←】/【→】を押すことで、ほんの少しだけ空中での移動を制御できる。
フィールドに置かれているアイテムは、接触すると拾うことができる。ただし、拾ってもその場では使用されずストックされる。ストックしているアイテムは【Ctrl】で使える。アイテムをストックしている状態で別のアイテムを得ると、もともと持っていたアイテムは消えてしまう(上書きされる)。ストックアイテムを入れ替えたい場合は、一度ストックアイテムをフィールド上に戻す(【A】キー)必要がある。
基本的な攻撃は【X】で行う。ただし、ギフトとクレンでは使用する技が異なるほか、操作も若干異なる。クレンの場合は、【X】キーを単独で押すと目の前の地面を焼く「炎攻撃」が行える。ジャンプ中【X】を押すと下方の広範囲に広がる「魔法弾」を放つことも可能だ。
ギフトの場合は、さらに技数が多い。【X】を押すと、足下に一定時間で爆発する箱を設置する。設置した箱に重なった状態、または箱を設置していない状態で【↓】+【X】を押すと箱を上に投げることができる。さらに、投げた箱の落下中に【↑】を押すと箱を即時に爆発させられる。頭上に浮いている敵を攻撃したいときなどに有効だ。ジャンプ中に【↑】+【X】を押すと箱を落とすことができ、箱は地面に落ちると同時に爆発する。
攻撃により敵にダメージを与えることで「Extraゲージ」が最大3レベルまで蓄積される。「Extraゲージ」を消費することで、強力な特殊技を発動できるようになっている。発動方法はキャラにかかわらず、レベル1が【C】キーの単独押し、レベル2が【↓】+【C】、レベル3が【↑】+【C】。レベルが高いほど強力だが、その分「Extraゲージ」の消費量も多くなる。特殊技はギフト、クレンともレベル1〜3の3種類が用意されている。
- ギフト
- レベル1:箱を空中に投げて花火のように爆発させる「ホーリーフラワー」
- レベル2:聖魔法を地面で発動する「ホーリースパーク」
- レベル3:聖なる光の柱を出す「ホーリーブラスト」
- クレン
- レベル1:自分の周りに炎を拡散させる「紅蓮火炎陣」
- レベル2:従者の於于乎(おうこ)を呼び出して雷撃を放つ「於于乎召雷」
- レベル3:何本もの火炎柱を発生させて敵を一掃する「大紅蓮火炎柱」
となっている。ゲームモードは、本編にあたる「Game」のほか、「Extra」と「Stage Edit」が用意されている。「Game」は全4ステージで、各ステージはさらにいくつかのサブステージ(基本は三つ)からなる。前半の二つのサブステージでは、ジャンプで障害を飛び越えてクリアしながらザコキャラと戦う。Lifeが0になる前にゴール地点までたどり着くことができればクリアとなる。最後のサブステージは対ボス戦で、ボスを倒さないとクリアできない。
プレイヤーキャラ、敵キャラとも「Life」が定められている。敵を倒すには攻撃をして相手のLifeを0にすればよい。交戦中は、敵のLifeゲージが画面に表示される。逆に、敵と接触したり、敵が放つ弾を受けると自キャラのLifeがひとつずつ減ってゆく。Lifeが0になるか、足場を踏み外して地面がないところに落下してしまうとゲームオーバーだ。
ゲームオーバーになっても、サブステージの最初から再びプレイすることができる(コンティニュー回数の制限はない)。オートセーブ機能があるため、一度クリアしたサブステージはやり直す必要がない。ゲームを途中で終了した場合でも、クリアしていないパートからの再開となる。
セーブ用のエリアは五つあり、本編の開始前にどのデータをプレイするか選択する方式となっている。例えば、Data1とData2で使用するキャラを変えてプレイするといったことも可能だ。
「Game」をクリアすると、「Extra」ステージがプレイできるようになる。「Extra」はプレイするたびに地形が自動生成される無限ステージで、本編と同様に5個のセーブエリアが用意されている。さらに、Extraステージをある程度進めると「Edit」が使用できるようになり、オリジナルステージを作成できるようになる。