お気に入りのファイルや使用頻度の高い文書ファイルを簡単に開けるようにしてくれるソフト。拡張子ごとに独自の関連付けを設定できる。「DocLaunCS」は、頻繁に開く文書ファイルや画像ファイルなどをすばやく簡単に開くための“ドキュメントランチャ”。アイテム(ドキュメント)のショートカットをリストで管理し、迅速なアクセスを実現する。実行ファイル(プログラム)などを起動するためのプログラムランチャがあるが、そのドキュメントファイル版と考えるとわかりやすい。
アイテムの登録は、エクスプローラなどからのドラッグ&ドロップで行う。登録アイテムにはわかりやすいコメントを付けることができるほか、グループ管理を行うこともできる。グループや拡張子(要登録)での絞り込み表示も可能で、数多くのドキュメントが登録されていても、目的のファイルを探しやすい。登録アイテムを開くには、リスト上で目的のファイルをダブルクリックすればよい。Windowsで関連付けされたアプリケーションで、選択したファイルが開かれる。
特徴のひとつが、Windowsの関連付けに加え、「DocLaunCS」独自の関連付けを最大四つまで設定できること。関連付けは拡張子ごとに設定し、起動するアプリケーションやパラメータ、作業フォルダ、窓種(通常画面/最大化/最小化)をユーザが指定できるようになっている。
アイテムを簡単に特定フォルダにコピーするための「転送」機能も備えている。あらかじめ転送先フォルダを登録しておくことで(転送先は複数を指定することが可能)、手間なくコピーを行えるようになる。
そのほかにも「登録ファイルの親フォルダを開く」「登録ファイルや関連付け情報をCSVファイルにエクスポートする」といった機能がある。