複数行を対象にした文字列も置換できるテキスト変換ソフト。正規表現にも対応する。「TExchange」は、複数ファイルを対象に、文字列や文字種の一括変換を行えるテキスト変換ソフト。置換前に対象文字列の件数を確認できるほか、置換実行時に一つひとつ確認しながら作業を進めることもできる。置換前の元ファイルを自動的にバックアップする機能もある。Shift JIS/EUC/Unicodeに対応。改行コードはCR+LF/CR/LFに対応する。文字コードの一括変換も可能だ。
機能は大きく、
に分かれる。操作は簡単。(1)「選択」ウィンドウで対象ファイルを選択し、(2)「文字列置換」「一括置換」ウィンドウで条件を指定して、置換を実行すればよい。「文字列置換」と「一括置換」を同時に指定することも可能だ。「選択」ウィンドウは、エクスプローラに似た3ペイン構成。ツリーで選択したフォルダの内容がファイル一覧に表示されるので、置換対象にしたいファイルをウィンドウ下部のリストに登録してゆく。対象ファイルの登録はドラッグ&ドロップで行える(複数ファイルを指定した場合は、順に置換処理が行われる)。
「文字列置換」では、具体的な文字列を指定して置換できる。正規表現も利用できる。「英大文字と小文字を区別」オプションもある。「一括置換」は、文字種の変換機能。全角⇔半角の相互変換または英大文字⇔英小文字の相互変換を一括で行える。全角⇔半角の変換では、特定の文字種(スペース、英字のみ、数字のみ、カタカナのみなど)を選択して変換できる。英大文字⇔英小文字の変換では「単語の先頭のみ大文字」に変換するオプションも用意されている。
置換条件の指定時には、プレビューウィンドウを利用できる。置換対象文字列をハイライト表示させたり、一つひとつ確認しながら置換したりといったことが可能だ。
そのほか、処理対象ファイルを自動的にバックアップする機能や、インターネットを利用して「TExchange」の最新バージョンの有無を自動チェックする機能も備えている。