同時に複数のタイマを利用できる多機能タイマソフト。一般的なカウントダウン方式のタイマのほか、予約タイマや時報などの機能を備える。「EcoTimer」は、設定時刻にメッセージウィンドウを開いたり、サウンド/画像/動画を表示したりして、予定時刻を通知してくれるタイマソフト。指定時間後にソフトを起動したり、Windowsのログオフ/シャットダウンを実行したりもできる。起動後はタスクトレイに常駐する。利用できるタイマは5種類。
- 予約タイマー
- アクティブタイマー
- クイックタイマー
- 時報
- ストップウォッチ
いずれもタスクトレイメニューから呼び出せる。「予約タイマー」は、定期的な予定を登録しておくことで指定時刻に知らせてくれるもの。登録できる項目はタイマ名と「動作条件」「動作」。動作条件では、タイマを実行するタイミングを指定する。時刻を指定できるのはもちろん、定期的な予定として毎日、毎週、毎月、毎年、プログラム起動時、一定間隔などを指定できる。「毎週」では特定週や複数曜日を指定することも可能。開始日/終了日も設定できる。
「動作」では、タイマが完了したあとの挙動を指定することが可能。「テキストを表示する」「音楽を鳴らす」「画像/動画を表示する」といった指定が行える。画像表示はBMPに対応。Susie Plug-inを導入すれば読み込める形式を増やせる。そのほか、指定プログラムの実行、メール送信、パソコンの再起動/電源切断なども行える。登録内容は「今週の予定」ウィンドウから日単位で確認できる。
「アクティブタイマー」は、時間や挙動をあらかじめ設定しておくことで、タスクトレイからいつでも起動できるタイマ。複数の設定を保存しておくことが可能で、用途に応じて使い分けられる。複数個のタイマを同時に起動することも可能。カウントダウンウィンドウを表示したり、タスクバーの中でカウントダウンを表示したりすることもできる。
簡易タイマ機能の「クイックタイマー」では、時間とコメントだけを設定できる。時間は、分単位で指定することが可能で、指定時間が経過すると、登録されたコメントがダイアログ表示される。
そのほか、時刻を知らせる「時報」、ミリ秒単位での計測が可能な「ストップウォッチ」を備えている。特定ウィンドウの表示中はスクリーンセーバや省電力機能を動作させないという機能もある。Microsoft Agentのキャラクタがタイマを音声で読み上げるようにすることもできる。キーカスタマイズが可能で、【Alt】/【Ctrl】/【Shift】と任意のキーの組み合わせを主な機能に割り当てられる。