わかりやすい画面で、直感的に操作できるタイムスタンプ/属性変更ソフト。「FileTimeChange」は、ファイル/フォルダのタイムスタンプや属性(読み取り専用、隠しファイル、アーカイブ)を一括変更できるユーティリティ。ドラッグ&ドロップなどで対象ファイルを登録し、簡単な操作で属性などを変更できる。指定階層までのサブディレクトリを変更対象にすることも可能。特定ファイルを変更対象から除外することもできる。タイムスタンプの時間をファイルごとに少しずつずらす「時間ずらし」機能もある。
操作は簡単だ。対象ファイル(フォルダ)と変更内容を指定し、「開始」ボタンをクリックするだけ。対象の指定は、フォルダの参照ダイアログから行うことができるほか、メイン画面へのフォルダのドラッグ&ドロップでも行える。処理したくないファイルがリストにある場合は、リストのチェックを外せばよい。
処理対象に「選択したフォルダの下層フォルダを含める」かどうかを指定することも可能。何階層まで含めるかも指定できる(最大100階層)。また、「複数のファイルをリストに登録する」をONにしておけば、ファイル/フォルダの選択を繰り返すたびに対象がリストに追加されるようになる。さらに、あらかじめリスト登録しておくことで、特定ファイルを変更対象から除外することも可能だ。
変更できる情報は、大きく分けてタイムスタンプと属性で、
- タイムスタンプ:ファイルの作成日時/更新日時/アクセス日時
- 属性:読み取り専用/隠し/アーカイブ
を変更できる。情報は、すべてまとめて変更できるのはもちろん、一部だけを変更することも可能。タイムスタンプは秒単位まで細かく指定できる。属性はON/OFF/変更なしからひとつを選択する。機能面での特徴のひとつが、ファイルごとに変更後の時間をずらせる「時間ずらし」。例えば、1秒ずらす指定の場合、1ファイル目が「2007/04/24 07:00:00」だと、2ファイル目以降は「2007/04/24 07:00:01」「2007/04/24 07:00:02」のように変換される。
ファイル/フォルダの情報をクリップボードに送る機能もある。ファイルのフルパス、作成日時などの6項目のほか、すべての日時情報をコピーすることもできる。