ソフトを開発しようと思った動機・背景
以前、自分用の小さな辞書がほしいと思い、Xcode(AppleScript)の勉強がてらアプリケーション版の「Sidekick Dictionary」を作成しました。今回、AppleからDashcode(β版)が配布されたのを機にウィジェット版を作成したところ、以前にも増して軽快に作動し、ウィジェットは通常は背後に隠れており、思考を妨げずに辞書検索時使用できることから、公開にいたりました。開発中に苦労した点
現在、Dashcodeはβ版のため、ドキュメントも少ない状況で試行錯誤しながらの作成でした。しかし、基本部分に要した時間は約24時間程度で、正式版ではさらに効率のよいプログラミングが可能になることを期待しています。Dashcode+JavaScriptはサンデープログラマにとってかなり強力な環境だと思います。
ユーザにお勧めする使い方
とにかく使ってみてください。特にVer.1.25はキーワード検索機能の追加により、精度が向上しています。
今後のバージョンアップ予定
Dashcode正式版が出たあと、リサイズ機能などを織り込みたいと思います。
その他
まったくのサンデープログラマですが、BASIC、FORTRAN、C、C++、Smalltalk-80、SmalltalkAgents、VisualBasic、RealBasic、AppleScript(+Xcode)、JavaScript(+Dashcode)と渡り歩いてきました。以前開発したIntelligentPadをベースとしたSimaPad開発時など、開発環境だけでも相当高額だった記憶があります。現在Appleはすばらしい開発環境をOSに付帯して出荷しており、私のようなフリーソフト作家にとって歓迎すべき姿勢だと思います。
(Dan Shimase)