エクスプローラからファイル属性やタイムスタンプを変更できるようにするシェルエクステンション(拡張ソフト)。「Attributer」は、ファイル/フォルダの詳細な情報をエクスプローラから変更できるようにしてくれるソフト。インストールすると、エクスプローラのコンテキスト(右クリック)メニューの「プロパティ」に「属性」タブが追加され、機能が拡張される。ファイル属性の変更などの変更のほか、ゾーン情報を削除することも可能だ。
追加される「属性」タブは、
- タイムスタンプ/ドキュメントプロパティ
- 属性
- フォルダ用オプション
- ファイル用オプション
の4セクションに大きく分かれている。各セクションとも、ファイル/フォルダが情報を保持していない項目はグレイアウト表示され、利用できない。「タイムスタンプ/ドキュメントプロパティ」で変更できるのは、- 作成日時
- 更新(前回保存)日時
- アクセス日時
- 前回印刷日
- 編集時間
の5項目。カレンダーから日付を直接選択したり、「▲」/「▼」ボタンをクリックしたりして日時を修正できる。さらに、印刷日や編集時間の情報のクリアや、作成日時/更新日時/アクセス日時を統一するオプションもある。「属性」では、読み取り専用、隠しファイル、アーカイブ、インデックス、システムファイルの各属性のON/OFFを指定できる。
「フォルダ用オプション」では、フォルダ内に含まれるファイルや、サブフォルダ内のファイル情報を一括して変更するかどうかを指定できる。下層のファイル/フォルダの情報をまとめて書き換えることが可能で、ファイル情報をフォルダごと統一したい場合に便利だ。
「ファイル用オプション」では、「ゾーン情報を削除する」かどうかを指定できる。ゾーン情報は、Internet Explorerでダウンロードしたファイルに付与されるもので、削除することでファイル実行時に「セキュリティの警告」が表示されなくなる。