地面と空中の2方向にボムを放ちながら進む、3D縦スクロール型シューティングゲーム。「BurstGUNNER」は、高機動爆撃機を操って敵と戦うシューティングゲーム。一般的なシューティングゲームとは異なり、ショットではなくボムをメインウェポンとして使用するのが大きな特徴。被弾しても撃墜されにくい代わりにスコアが大きく減る、独自のスコアシステムが採用されている。
操作は、3ボタン以上のゲームパッドとキーボードに対応する。カーソルキー(十字ボタン)が自機の移動。【X】(Bボタン)でボム発射方向(空中/地面)を切り替えて、【C】(Aボタン)でボムを発射する。【C】を押し続けるとボムをチャージできる。
一般的なシューティングゲームではメインウェポンとなる「ショット(バルカン)」は、「BurstGUNNER」ではサブウェポン扱い。ショットは自動的に連射されるため、操作の必要はない。ショットは基本的に常時発射されるが、ボムのチャージ中に限り発射が停止する(ボムチャージ中は攻撃ができない状態になる)。チャージボムを使うタイミングには注意が必要だ。
「BurstGUNNER」では、「ボム」は「非常に威力のあるショット」という位置付け。発射直後に(表示されている)敵弾すべてを消滅させたり、敵全体にダメージを与えたりする効果はないが、敵機などに当たって爆発すると爆煙とともに衝撃波が広がり、周囲の敵や敵弾をまとめて破壊・消滅させる。さらに発射回数は無限で、連射も利く。発射方向も直進型(空中)と投下型(地上)を自由に切り替えられる。ただし、バルカンとは異なり、敵に命中すると大量の爆煙が生じる。ボムを連射すると前方の視界が非常に悪くなり、敵機や敵の攻撃が見えにくくなってしまう。
チャージボムは、一定時間チャージすることでボムを立て続けに発射できるもの。投下型の場合は地上に向けて8連射、直進型の場合は前方に向けて4連射される。ただし、発射されるまで約2秒間、攻撃ができない状態になる上、発射後約3秒間は次のチャージができなくなる。クリアだけを目指すのであれば、チャージボムを使うメリットはないが、投下型チャージボムで敵を倒した場合は得点が2倍に、直進型の場合は3倍になるボーナスがあり、高得点を狙うのであれば有用だ。
ボムとともに、「得点システム」も特徴のひとつ。「BurstGUNNER」では、敵弾や敵機に当たると大きなマイナス点が入る(最低点は0点ではなく、-9,999,999点となる)。高得点を狙うためには、敵の攻撃を受けないことが重要になる。敵の攻撃のほとんどはバルカンとボムで消滅させることが可能なので、敵弾の回避だけでなく、迎撃や積極的な撃ち落としが大切だ。
自機には、最大20発まで敵の攻撃に耐えられる耐久力抜群のシールドが装備されている。ステージ上には時折、シールドの耐久力を部分回復させるアイテムも登場するので、逃さず取ってクリアを目指そう。
ステージ数は全3面。各ステージには中ボスやボスキャラも登場する。ボス系のキャラは、あらかじめバルカンとボムで弱らせておいて、最後に直進型チャージボムでトドメを刺すのが高得点を稼ぐ基本的な方法だ。
ゲーム終了後、リプレイデータを保存することも可能。リプレイファイルは最大999個まで保存できる。