「DtCut」は、デスクトップのスクリーンショットを簡単に取り込めるシンプルなソフト。デスクトップ上の好きな位置/範囲を指定し、

• クリップボードにコピー
• 印刷
• ファイルに保存

使い方は簡単。

1. 「DtCut」本体（のぞき窓）をキャプチャしたい場所に置く
2. 「DtCut」をアクティブにした状態で、3種類ある実行キーのうちいずれかを押す

実行はワンキーで行える。【Ctrl】/【Alt】など、特殊キーの同時押下は不要で、各機能をすばやく実行できる。機能は、

• 【C】：クリップボードにコピー
• 【P】：あらかじめ設定されているプリンタに出力
• 【S】：ファイルに保存（保存先を指定するダイアログが表示される）

「DtCut」は、画面の好きな部分を切り出して、画像ファイルにしてくれる。切り取る部分が枠のみの透明なウィンドウなので、そのまま見た通り直感的にスクリーンショットを作れる。レビューで「のぞき窓」と書いたように、ちょうどウィンドウ枠から覗いているような操作感だ。

画像ファイルとして保存するだけでなく、クリップボードにコピーして他のソフトで加工できるので、重要なポイントを囲んだり、説明文をつけたりといった連携もスムーズに行える。そのまま印刷することもできるので、操作ログを残すときにもワンタッチで記録して結果を紙に残しておける。

簡単な操作で狙った部分だけを切り取っておける、使い手を選ばない画面キャプチャソフトだ。

開発中に苦労した点
のぞき窓の実装に手間取ったのですが、それよりも使い勝手やシンプルさに重点を置いて作りました。

ユーザにお勧めする使い方
シンプルがゆえに、さまざまな方にお使いいただけると思います。メモ代わりに画像で保存したり、携帯電話の待ち受け画像を撮ったりなど、便利な道具としてお使いください。

今後のバージョンアップ予定
ユーザさまのご意見次第で適宜改訂していきたいと思っています。先日も、あるユーザさまからのご意見によってバージョンアップさせていただきました。