Unicode対応、色分け表示などが特徴の“小型テキストエディタ”。「GreenPad」は、軽快に動作するテキストエディタ。軽快な動作に加え、シンプルなインタフェースはWindows標準の「メモ帳」風で、「メモ帳」に代わるエディタとして使える。内部処理はUnicodeで行われ、多言語混在編集にも対応する。
搭載された編集機能は、
- 検索・置換
- 指定行へのジャンプ
- 無制限Undo
- 日時の挿入
- 指定幅/ウィンドウ右端での折り返し
など。テキストエディタに求められる機能はひと通り揃う。検索では正規表現を利用することも可能。(前方参照や最短一致などは使えないが)¥t、¥wなど、基本的なもの約20種類を利用できる。キーワードを色分け表示したり、画面の背景色を変えたりすることも可能。編集する文書タイプに応じて、色分け対象のキーワードや文字色、キーワード色、コメント色、フォントサイズなどをすばやく切り替えられる。文書タイプは、C/C++、Java、HTML、CSSなど、14種類が用意されている。ユーザが文書タイプを追加・編集することも、もちろん可能だ。
内部処理はUnicodeで行われ、多言語混在編集を行うことも可能。「BDF UM+」やMicrosoft Office付属の「Arial Unicode」などのUnicode対応フォントがインストールされていれば、利用できる。文字ごとに横幅が異なるプロポーショナルフォントを利用することも可能だ。
作成・編集した文書は、文字コードや改行コードを指定して保存できる。対応する文字コードはShift JIS/EUC/JIS/UTF-8など(Windowsがサポートする文字コードは基本的に利用できる)。改行コードは、CR+LF/CR/LFに対応する。
「GreenPad」には、U版/A版/S版の3種類がある。「A」はすべてのWindowsで動作するもの。「U」はNT系OSに最適化されているもの(9x系のWindowsでは動作しない)。A版より動作が速く、日本語/英語以外のファイル名も扱える。「S」はWindows XP x64 Editionなどの64ビット版OS専用のもの(機能は「U」と同じ)。Windows XPを利用しているユーザはU版を利用すればよい。