さまざまな種類の実車スポーツカーで走行できるオンラインレースゲーム。「R」は、実車を模したスポーツカーで公道を疾走するオンライン専用レースゲーム。ホンダ、トヨタ、日産、マツダ、三菱、スバルといった自動車メーカー各社の実車がリアルに描かれている。ゲーム開始時に使用できる車は「s2000」のみだが、対戦に勝利して資金を作ることで、他の車を購入できる。
ゲームはオンライン専用。開始の手順は、一般的なゲームとはちょっと違う。プレイヤーはまず、専用のサイトにアクセスしてユーザIDを取得する必要がある。ゲームで使用したいユーザ名と任意のパスワードを入力すると、その場でユーザIDが発行される。IDを登録すると「s2000」2台と300万円の資金が与えられる。
専用サイトにログインすると、自分のステータスやトップ30のランキングを確認することが可能。ショップで新車を購入したり、手持ちの車を売却したりもできる。最初に与えられた色違いの「s2000」のうち、どちらを使うかもプレイヤーが選択できる。
ゲームをはじめるには、まずLobby.exeを実行してロビーサーバに接続する。左上のペインにセッション情報が表示されていれば、サーバへのアクセスは成功だ(何も表示されていない場合はネットワークに問題がある。ルータやファイアウォール、各種セキュリティソフトの設定を確認して、接続できているか確かめよう)。
サーバのアクセスに成功した状態で「PRACTICE」ボタンをクリックすると、ゲーム本体が起動し、練習走行をすることができる。実際に対戦を行う前にじっくりと車の操作に慣れ、コースになじんでおくことが重要だ。「PRACTICE」やレースで使用できるコースは現在2種類あるが、どちらも夕暮れの公道で、しかも無灯火走行のため、見通しはよくない。練習走行を行わずにいきなりレースを行っても、勝つことはもちろん、まともにコースを走りきることすら困難だろう。
操作はキーボードで行う。【←】/【→】でハンドル操作、【↑】/【↓】でギアチェンジ。【V】がアクセル、【C】がブレーキ、【X】がクラッチとなっている。視点変更は【B】、デフォルトの視点のときには【Z】で後方を見ることができる。
レースを行うには、ユーザIDを使ってサーバに接続する必要がある。成功するとサーバに接続しているプレイヤーのリストと、チャットの履歴が表示される。この状態で、他のプレイヤーとチャットを楽しめる。
レースの参加方法は2種類ある。すでにプレイヤーが参加して対戦相手を待ち受けているセッションに参加するか、誰もいないセッションに参加して対戦相手が来るのを待つかだ。対戦相手を待つ場合には、使用するコース、周回数、掛け金を設定しておく必要がある。
ひとつのセッションにプレイヤーが二人参加し、両者がともに「LOCK」ボタンを押下すると対戦が成立。ゲーム本体が起動し、各プレイヤーの資金から掛け金が徴収される。レースの勝敗は、プレイヤーのどちらか一方が設定された周回数を走り終えた時点で決し、勝ったプレイヤーには掛け金の4倍の金額が支払われる。