楽曲の音圧レベルに合わせて鍵盤が光るサウンドプレイヤー。光るレベルの閾値を設定したり、画面レイアウトを変更したりできる。再生速度を変更することも可能。「WaveIlluminator」は、メロディに合わせてウィンドウ内の鍵盤が美しく光る、WAVE形式対応のサウンドプレイヤー。動作原理は、
- (ド、レ、ミなどの)音を周波数レベルで分け、再生された音が特定の音圧レベル(デフォルトでは-45dB)を超えると、該当する鍵盤が光る
というもの。(音が強く鳴っている)メロディラインの音だけが光る仕組みだ。光るレベルの閾値は、下限と上限の2種類ある。下限レベル付近では鍵盤がうっすらと光り、上限レベルを超えると鍵盤が完全に光った状態になる。下限から上限までの範囲にある場合は、音圧レベルに応じて光る強さが変化する。閾値は、下限/上限とも-100〜0dBの範囲で自由に設定できる。
鍵盤の上には、スペクトラム波形が表示される。波形の表示形式は、折れ線グラフと棒グラフのいずれかを好みに応じて選択できる。さらに、スペクトラム波形の左右にはレベルメータが配置されている。左側がソース用、右側が出力用となっている。ピークホールドは、なし/1秒/2秒/5秒から選択できる。
連続再生用のプレイリストも用意されている。プレイリストに登録された曲が自動で連続再生される。曲を追加する場合は、ファイルをドラッグ&ドロップすればよい。ファイルの追加や削除は、曲名の右クリックからも行える。すでに再生が終了したファイルだけをプレイリストから一括削除する機能もある。
曲の再生速度を変化(25〜200%)させたり、全体音量レベルや左右のバランスを変えたりすることも可能。再生速度などを変化させても、スペクトラム波形や光る鍵盤には影響しない。
鍵盤のイルミネーションや波形の色は、テーマを使って変更できる。あらかじめ用意されたテーマは全10種類。ブルー、グリーン、パープル、オレンジなど、さまざまな色から選択できる。