指定処理を逐次実行してから、Windowsを自動でシャットダウンできるソフト。バックアップ用のバッチファイルを簡単に作成することも可能。「Exit-Win & XcopyGUI」は、
- Windowsの自動シャットダウンさせる「Exit-Win」
- XCOPYコマンドをGUIで利用できる「XcopyGUI」
の2本のプログラムで構成されたソフト。「XcopyGUI」は、「Exit-Win」でバックアップを行う際、設定を簡単に行えるよう用意されたものだが、単独で利用することもできる。「Exit-Win」では、Windowsの「シャットダウン」「ログオフ」「再起動」を自動的に行える。自動実行のタイミングは指定時刻のほか、即時/1分/10分/30分/1時間/2時間/指定アイドル時間後から選択することが可能。指定時刻での実行では、日付や曜日を指定することもできる。
大きな特徴は、シャットダウンなどの前に、指定プログラムを実行できること。例えば、「チェックディスクやデフラグ、データのバックアップといった処理を設定し、処理終了後にパソコンをシャットダウンする」といった操作を行える。
登録できる処理は最大で8件。処理には優先順位が付けられ、上位の処理が終わるまで実行を待機させることも可能。設定内容は保存しておくことができ、複数の設定を必要に応じて使い分けられる(ソフト本来の用途とは少し異なるが、シャットダウンなどを行わずに、指定処理だけを実行させることも可能だ)。
「XcopyGUI」は、WindowsのXCOPYコマンドの実行内容を、マウス操作で簡単に設定・作成できるソフト。コピー元/コピー先はフォルダで指定する。指定フォルダ内のすべてのファイルをコピー対象とできるのはもちろん、アーカイブ属性を持つファイル(/A、/M)や、コピー先よりコピー元の日付が新しいファイル(/D)のみを対象にすることも、マウスだけで設定できる。リードオンリー/システム/隠しファイルをコピー対象にするかの指定もマウスで行える。
設定に、さらにコマンドラインパラメータを追加することも可能。復元用バッチファイルを作成する機能もある。
「XcopyGUI」は単体でも動作するが、「Exit-Win」から起動したり、設定を「Exit-Win」に貼り付けたりできるなど、「Exit-Win」との連携機能も持つ。