実際に行ったマウス/キーボード操作をスクリプトに保存し、再現できるソフト。スクリプトの内容を編集して、高度な処理を行わせることも可能。「UWSC」は、マウスやキーボードの操作を記録しておき、その操作を再現できるWindows操作自動化ソフト。同じような処理を繰り返し実行したり、デモに利用したりできる。タイマを使ったスケジュール起動にも対応する。
本体は、ボタンが5個並ぶコンパクトなツールバー形式のウィンドウ。「記録」ボタンを押してから「STOP」ボタンを押すまでの間、ユーザの行ったマウス/キーボード操作が記録され、「再生」ボタンを押すことでいつでも自由に再現できる。操作内容はスクリプトファイルに保存しておける。設定により「動作していない余分な時間やマウスの移動は記録しない」「マウス座標を相対座標で記録する」ことも可能だ。
保存したスクリプトをテキストエディタなどで編集し、条件判断や関数の呼び出しなどを追加することも可能。高度で複雑な処理を付け加えることができる。スクリプトには関数や制御構文が豊富に用意され、多次元配列やクラス化、ユーザ定義関数を使用することも可能。Win32 APIなどのDLLを利用したり、Internet ExplorerやExcelなどのCOMインタフェースを備えたアプリケーションを制御したりもできる。
スケジュール機能もある。1分ごとから12時間ごとまでのインターバル処理や「毎日」「毎週」「毎月」の定期処理、日時を指定してのワンショット処理などを行える。「指定したウィンドウが現れたとき」にのみ処理させることも可能。あらかじめスクリプトファイルを登録しておき、ホットキーで選択起動できる「スクリプトランチャー」機能もある。