指定フォルダ内のファイル情報を出力できるソフト。出力形式はCSV/HTML/XMLの3種類から選べる。対象とするサブフォルダの階層数や出力項目などはオプションで指定できる。「Filistry」は、指定フォルダ内のファイルの情報をさまざまな形式で出力してくれるソフト。画面左側のフォルダツリーから対象フォルダを選択し、画面右側のタブで条件を指定して「実行」すると、情報を記録したファイルが出力される。
出力設定は「出力形式」「検索条件」「対象項目」がタブで分類されている。
「出力形式」では、
- ファイルに記録するパスの記述方法(相対パスまたは絶対パス)やパスの区切り文字
- 出力されるファイルの形式(CSV/HTML/XMLのいずれか)
- HTML/XML出力時に、リストからファイルへのリンクを有効にするか
- テーブル形式/ツリー形式の選択(HTMLの場合のみ)
- ファイル一覧の最終更新日を基準とした並べ替え
- ファイル出力後に自動でファイルを開くか
といったオプションを指定することが可能。本来のファイル名だけでは内容がわかりにくい場合は、alias.iniというファイルを利用することで、よりわかりやすい名前に置き換えて表示させることもできる。「検索条件」では、
- 指定フォルダの下位フォルダを何階層まで検索するか
- 拡張子の指定によるフィルタ処理
- 特定フォルダを除外するためのフォルダ名登録
- フォルダ情報だけの出力
- システム属性や隠し属性などの除外
などの設定が可能だ。正規表現を利用して、ファイル名のフィルタ処理も行える。「対象項目」では、出力される情報(項目)をチェックボックスで指定する。ファイルサイズ(単位の指定も可能)のほか、拡張子や作成日時、最終更新日時、属性などに加え、商標、製品名、製品バージョン、PDFファイルのバージョンやページ数などを出力できる。
各項目を設定して実行すると、ファイルが出力される。あとはブラウザで参照したり、CSV形式のファイルを表計算ソフトで読み込んで加工したりできる。