「よじおちセーバー」は、落下するボールで四字熟語が完成されてゆくスクリーンセーバ。起動すると、ボール4個分が横並びに収まるサイズのフィールドが表示される。落ちものゲームのように、フィールドには画面上部から1個ずつボールが落下してくる。ボールには1文字ずつ漢字が書かれ、横一列で四字熟語が完成すると、フィールドの左右に熟語の読みと意味が表示される仕組み。

フィールドが四字熟語でいっぱいになると、フィールドはクリアされる。背景画面が切り替わり、再びボールの落下が繰り返される。

設定により、ボールの落下速度や背景画像などを変更することも可能。ボールの落下速度は10段階から選択・変更できる。背景画像は、あらかじめ2種類が用意されているが、ユーザが画像ファイルを用意すれば、好みのものを追加することが可能。利用できるのはBMP/JPEG/ICO/EMF/WMF形式の画像ファイル。さらに、MIDIファイルをBGMとして再生させたり、ボールに書かれる漢字の書体を変更したりといったことも可能だ。

問題の難易度によって、ボールの落下速度を調節したり、テーマごとに書体や背景画像を変えるなどすれば、さらに奥深い楽しみ方もできるのではないかと思う。スクリーンセーバとしての活用のみならず、仕事の合間などの息抜きや、単語の学習などにもお勧めしたい。

「よじおち」作成中に、以前の「よじぱずるセーバー」のように「よじおち」をスクリーンセーバにしてみようか、と思ってできあがったのが「よじおちセーバー」です。Vectorさんが「四字豆腐」を「落ち物ゲーム」に登録してくれなければ、「よじおちセーバー」はできあがらなかったわけで、Vectorさんに大変感謝しております。

開発中に苦労した点
「よじおち」作成中は、「一期一会」の「一」と「一挙両得」の「一」のように四字熟語の中の一文字が他の四字熟語の一文字と同じ場合には、ユーザの答え方によって少し面倒な処理が必要だったのですが、そのあたりで苦労しました。しかし、「よじおちセーバー」はスクリーンセーバですので、そのあたりのことは苦労せずにすみました。

ユーザにお勧めする使い方
スクリーンセーバの設定の項目を、ごちゃごちゃしているほどにたくさん作りましたので、自分好みになるまでしっかり設定してから使っていただけたら、と思います。

今後のバージョンアップ予定
最終バージョン（Ver.1.21）とその前のバージョン（Ver.1.20）はユーザのみなさんのご感想・ご意見でバージョンアップしました。今後も、できる限りはみなさんのご要望にお応えしていきたいと思っております。