毎日パソコン入力コンクール対策用として作成されたタイピング練習ソフト。課題文の入力終了後に比較・採点が行われる。「MP Trainer」は、練習用の課題文をユーザが自由に設定できるタイピング練習ソフト。和文、英文、数字・記号のタイピング練習を行える。段落(ページ)の通過時間や1分ごとの入力数、ユーザが【BackSpace】/【Delete】キーを押した回数などを記録することが可能。「終了」ボタンを押すか、制限時間に達すると練習が終了し、採点画面が表示される。
課題文には通常のテキストファイルを使える。練習内容に合わせて、最適なテキスト文書を選べばよい。起動時に表示される画面では、課題文を選択できるほか、制限時間などを指定することが可能。「初期閾値」も指定できる。初期閾値は、入力ミスが誤字なのか脱字なのかを判定するために「入力位置の前後をどれくらいの範囲で調べるか」を指定するもの。増減させることで、採点速度が上がる場合がある。
スタート合図の「カウントダウン数」、ページ通過を計る際の「通過時間取得段落数」(ページサイズ)を指定することも可能。練習画面のスタイルは、和文では2種類、英文では3種類のスタイルから選べる。好みに合わせて画面幅やフォントなどを設定することも可能だ。
和文、英文の練習画面では上半分が課題文表示、下半分が入力エリア。設定により、課題文を非表示にすることも可能。課題文は、入力の進度に合わせてオートスクロールし、入力中の文が最上位行に来る。視線を動かすことなく、入力に集中できるよう配慮されている。設定で「ミスガイド」を有効にすれば、入力ミスが発生した場合、文字色が赤に変わって教えてくれる。
数字・記号の練習では、問題と入力エリアが表形式で表示され、効率的に練習を行える。
練習が終了後には、成績ファイルが出力される。成績ファイルは課題文と同じ名前のCSV形式ファイル。課題文ごとの成績は、練習するたびに追記される。