一風変わった操作法が特徴のシューティングゲーム。メインキャラクタのデザインがほのぼのとして和める。「ループスター」は、隕石を使ってフィールド上のブロックを破壊するユニークなシューティングゲーム。主人公は、魔法を使って宇宙を冒険するのが趣味の「マネット」。マネットが突然、流星群に巻き込まれてしまったところからゲームははじまる。プレイヤーの目的は、得意の魔法を使ってマネットを流星群から脱出させること。そのためには、降り注ぐ隕石を逆に自分の武器に変えて、脱出ルートを確保しなくてはならない。
操作はキーボードで行う。カーソルキーでマネットを移動させ、【X】キーで飛んできた隕石をキャッチし、キャッチした隕石を【Z】キーで投げる。ただし、マネットが移動できるのは四角形の範囲内のみ。フィールド内を自由に動き回れるわけではない。また、マネットが隕石をキャッチできるのは、周囲に描かれた円形の軌道上に隕石の中心部が重なったわずかなタイミングだけ。少しでもずれるとキャッチに失敗する。
キャッチに成功した隕石は、マネットの周囲の軌道上を反時計回りに回る。周回のタイミングに合わせて【Z】キーを押すことで、狙った方向に発射できる仕組み。隕石は複数個をキャッチすることが可能で、最大4個までの隕石を周回させられる。ただし、軌道上を周回している隕石は、飛んできた隕石とぶつかると壊れてしまう。最大数の4個を軌道上に揃えるのは容易ではない。この困難を乗り越えて、4個目の隕石を軌道に乗せると特殊能力が発動し、一定時間隕石が降って来なくなる。
複数個の隕石が軌道を回っている場合、隕石は最初にキャッチされたものから順番に発射される。次にどの隕石が次に発射されるかは、隕石の色で確認できる(一番目より黄色→水色→白→赤)。飛来する隕石の中には時折、赤い色をしたものがある。赤い隕石はキャッチすることも破壊することもできない。
キャッチした隕石を投げて、フィールド上のすべてのブロックを破壊できるとステージクリア。ただし、それぞれのブロックは明るい状態と暗い状態に交互に変化を繰り返し、明るい状態のときでないと隕石をぶつけることができない。また、ブロックには赤いブロックと緑色のブロックの2種類があり、赤いブロックは1回、緑色のブロックは2回隕石をぶつけないと破壊できない。ブロックの硬さはオプションで変更することもできる。「柔らか」を選択するとどちらも1回、「硬い」を選択すると赤は2回、緑は4回で破壊できるようになる。
避け損ねたりキャッチし損ねたりして、飛んできた隕石がマネットに直撃するとダメージを受ける。すべてのブロックを破壊する前に、HPが0になってしまうとゲームオーバー。隕石の直撃を防ぐには、飛来した隕石に隕石を投げつけて破壊し、時折出現するハートのアイテムを拾うとよい。アイテムにはほかに盾マークのものや、UFOを破壊したときに出現する「N」マークのものが存在する。