ツリー型のファイルランチャ。コンパクトなツリー画面から、目的のファイルをすばやく開ける。「LFT」は、登録されたファイルをすばやく開けるようにしてくれるランチャ。実際のフォルダ構造とは別に「LFT」内に独自のツリーを作成し、パソコン内に点在するファイルをわかりやすく管理できる。Windowsで関連付けられたアプリケーションでファイルを開けるほか、個別に指定したアプリケーションから開くことも可能。ファイル名の先頭部分を一時的に(登録済みの)別文字列に置換し、実行できるユニークな機能もある。
ツリーは複数を作成し、切り替えて使用できる。最大50個までのツリー定義ファイルを作成・登録しておくことが可能だ。
ファイルは、ルートフォルダ以下に好みのツリー構造を作成して登録できる。フォルダの親子関係の操作や上下の入れ替えも簡単に行える。ファイルの登録時には、実際のファイルパス、「LFT」内での表示名に加え、ファイルを開くアプリケーションを登録することが可能。ファイルのほかに、URL/メールアドレスも登録できる。ファイルを開く際には、
- Windowsで関連付けられたアプリケーション
- ファイル登録時に個別に指定したアプリケーション
- (あらかじめ登録しておいたものの中から)選択したアプリケーション
から選択して実行することが可能。最大50本までのアプリケーションをあらかじめ登録しておける。アプリケーションにはパラメータも指定できる。ユニークなのが「置換設定」機能。ファイル/アプリケーション名の先頭部分を一時的に変更できるもので、ドライブ名などが変更されても、すばやく切り替えて使用できる。外部メディアにデータと本体を保存して持ち歩くことで、同じ環境で「LFT」を利用できるようになっている。
そのほか、パス付きのファイル名をクリップボードにコピーする機能や、選択フォルダを含む、指定階層までを一気に開く機能もある。ウィンドウを一時的に非表示にし、コンパクトなアイコンにしておくことも可能だ。
ツリー定義ファイルはテキストファイル(Shift JIS)で保存される。ディレクトリ名称をまとめて変更したいときなどには、テキストエディタなどで一括変換できる。