手に入れたカードを使って、相手と戦うカードバトルゲーム。タイミングを計り、相手のカード選択中に魔法を発動することも可能。「デュエル・オブ・レジェンド」は、自分が保有しているカードを最大40枚までグループ化して「デッキ」を作成し、デッキ内のカードで戦うカードバトルゲーム。バリエーション豊かな戦い方をするキャラクタたちとの「CPU戦」のほか、インターネット/LAN接続で対戦できる「通信対戦」でプレイを楽しめる。
ゲームのルールは簡単。対戦相手のライフポイント「LP」を0にしたら勝ち。相手のLPを削るには通常、「クリーチャー」系カードを使用する。クリーチャーはプレイヤーの代わりに相手を攻撃してくれる手下のこと。「AP(攻撃力)」「DP(守備力)」があり、フィールドにカードを出す際、「攻」を指定するとAPが、また「守」を指定するとDPが有効になる。
ゲームは三つのフェイズからなる。
- デッキからカードが配られ、毎回プレイヤーのMPが100だけ回復する「ドロー」
- 手持ちのカードをフィールドに出す「セット」
- フィールド上のカードを実際に使用する「バトル」
ゲーム開始時に、デッキ内のカードがランダムに配布されるので、手持ちの札からフィールドに出す「セット」を行う。ただし、カードをフィールドに出すには、プレイヤーのMPが必要。必要なMP量は、各カードに設定された「CP(コスト)」と同じ。たとえ手元にカードがあっても、MPが0だとセットすることができない。「バトル」では、フィールドに置いたクリーチャーなどを使って相手を攻撃する。相手を攻撃できるのは、セット時に「攻」に設定したクリーチャーだけ。自分のターンになったら、フィールド上の「攻」タイプクリーチャーを選択し、次に相手フィールドのクリーチャーをクリックする。選択した相手クリーチャーも「攻」タイプで、さらにAPが自分の攻撃カードよりも低ければ、相手のクリーチャーを「墓地」に追いやれる。さらに、余ったポイントで相手キャラクタのLPを削ることができる。例えば、自分のクリーチャーが1,000APあり、300APの相手を倒した場合、相手のLPを700削ることが可能だ。
「守」タイプの相手を倒す場合は、自分の「攻」クリーチャーのAPが相手クリーチャーのDPよりも高い必要がある。ただし、「守」タイプの相手を高APのクリーチャーで倒しても、相手キャラクタのLPを削ることはできない。さらに、相手フィールドにクリーチャーがいない場合は、相手のLPを直接攻撃できる。
デッキにセットできるカードは2種類ある。「クリーチャーカード」と「魔法カード」だ。魔法カードは、自分のLPの回復や相手LPへの直接攻撃、味方クリーチャーのAP/DPの一時的強化など、補助的な役割を持つものが多い。なかには、フィールド上の敵・味方のクリーチャーをすべて墓地へ追いやり、ゲームをひっくり返すような大技も用意されている。
「チェーン」も見逃せない。敵がカードの選択中は、カードが点滅表示される。このときタイミングよくフィールドをクリックすると、チェーンが発動する。敵のカードをチェーンすると、自分のターンでなくても、自分のフィールドの味方カードを発動させられる。うまく連鎖させれば、相手の魔法カードを破壊し、ゲームを有利に進められる。
CPU戦時の相手キャラクタの豊富さも特徴のひとつ。対戦可能な相手はAランクからEランクまであり、最初は一番弱いEランクの相手としかプレイできない。各ランク内には7名のキャラクタがいる。「魔物メインデッキ」「悪魔中心デッキ」など、それぞれが特徴のあるデッキの組み方をする。
バトルを10回繰り返すと、自分と同じランクにいるキャラクタ同士が戦う「トーナメント」が開催される。トーナメントで勝利すれば、次のランクに移れる仕組み。また、ランクがアップすると、「カード売買」画面で購入できるカードアイテムの種類も増えてくる。