シンプルなわかりやすい画面で設定できるWindows XP専用のカスタマイズソフト。「Option Operator」は、コントロールパネルでは設定変更できない項目も、画面からの操作でカスタマイズできるソフト。レジストリを直接、ユーザが操作することなく、Windows XPをカスタマイズできる。メイン画面では、カスタマイズ可能な項目がカテゴリー分類された上、ツリービュー形式で表示されるため、はじめてでもわかりやすい。
用意されたカスタマイズ項目は実に豊富。「スタートメニュー」「タスクバー」「デスクトップ」「アイコン」「エクスプローラ」など15カテゴリーに分類され、さらにサブカテゴリーに分類される。ユーザは、カテゴリー/サブカテゴリーの中からカスタマイズしたい項目を選択し、画面右側に表示される詳細内容に対して設定を行ってゆく。
通常はレジストリを操作しなければ設定変更できない項目も、簡単にカスタマイズすることが可能で、
- スタートメニューの製造元リンクの変更
- バルーンヒントの非表示
- タスクバーのボタンの幅
- システムアイコンの変更
- Internet Explorerの「インターネットオプション」のタブを非表示にする
なども、チェックのON/OFFとボタンクリックだけでカスタマイズできるようになっている。ほとんどのカスタマイズ項目にはアクセスキーが設定されており、キーボードでも操作しやすい。ヘルプが充実していることも特徴のひとつ。「設定を変更することで何が便利になるのか」がわからなければ、「ヘルプ」を実行することで、選択中のカスタマイズ項目の詳細な解説が表示される。
初回起動時に「復元ポイント」を作成することも可能。復元ポイントを作成しておくと、その時点の設定情報が保存される。「Option Operator」を利用して何らかの不具合が生じたら、復元ポイント作成時点の状態に復帰できる。
そのほか、「Option Operator」の起動にパスワードを設定することなども可能だ。