ラップ計測機能付きストップウォッチと5種類のタイマ機能が搭載されたソフト。「SGウォッチ」は、手軽に使える多機能ストップウォッチ/タイマソフト。ストップウォッチ画面には、計測タイムを自動的に記録・表示する「累積表」が付属し、計測タイムの累計や平均などが自動的に集計される。スタート/ストップの操作は、任意位置でのマウスクリックやスペースキーなどに設定できる。
ストップウォッチの動作モードは「通常」「ラップ」の2種類。いずれのモードも、計測精度を1〜1/1,000秒の4段階から選択できる。通常モードでは、任意のタイミングで一時停止/再開ができ、それぞれの経過時間と累計時間を計測できる。ラップモードでは、タイムを止めずに途中のラップ(経過時間)と、最後の時間を計測することが可能だ。
計測データは自動的に記録され、ウィンドウ内の「累積表」に表示される。累積表には、計測時間(通常/ラップ時間)と累積時間のほか、平均時間(毎回の計測またはラップの平均)、計測の開始/終了時刻などの項目が表示される。項目ごとに表示/非表示を指定することが可能。累積表のデータは、カンマ区切りテキストでクリップボードに転送できるほか、直接CSVファイルに出力することもできる。
ストップウォッチの「開始」「計測(一時停止/ラップ)」「終了」は、ダイアログ上のボタン操作に加え、マウスの左右ボタンまたはホイールのクリックDOWN/UP、スペースキー/【Enter】キーに割り当てて行うことが可能。マウスクリックに割り当てると、カーソルの位置に関係なく、操作が有効となる。
タイマは5種類が用意されている。
- 通常タイマ:設定時間から開始し、0秒で終了
- 繰り返しタイマ:0秒になったら設定時間に戻って繰り返す(1〜999、無限回に指定可)
- 任意ベルタイマ:設定した「ベル時間」に音を鳴らし、0秒になると終了
- 過ぎてもタイマ:0秒になるとカウントアップする
- 目覚まし:「時刻」でタイマを設定する。スタート時に現在時刻からの残り時間を計算し、その時間から0秒までカウントダウンする
いずれも1秒単位で時間をカウントダウンし、終了時にはベルを鳴らす。ベルの音には、WAV/MID/MP3/WMA形式のサウンドファイルを設定できる。ストップウォッチ/タイマのそれぞれについて、タイムの表示文字を指定することが可能。Windows標準のフォントパネルを使って、フォント/色/サイズを設定できる。タイマ登録機能もある。タイマの種類/設定時間/ベル時間などの設定状態を、名前を付けて保存しておける。