Webページのリンク先を先読みすることで、Webブラウジングの高速・快適化を実現するソフト。「先読みWarp」は、ユーザがWebページを閲覧している最中にリンク先を先読みするソフト。同じ作者によるプロキシサーバ「横取り丸」と連携し、先読みしたデータをInternet Explorerのキャッシュに保存することで、リンク先ページが開かれる際の高速化を実現する。
(「横取り丸」「先読みWarp」をインストールし)起動すると、タスクトレイに常駐する。IEなどのブラウザでWebページが表示されると、先読みを開始する。先読みの状況は「先読みモニター」で確認できる。「先読みモニター」には「ツリー表示」「ログ表示」の2種類のモードが用意され、先読み元ページからのリンクをツリーで確認したり、逐次動作状況を確認したりできるようになっている。いずれのモードもリスト部のダブルクリックなどで、より詳細な情報を参照できる。
設定では、先読みするリンク先深度などを指定することが可能。「基本」「詳細」「更新チェック」など、大きく五つに分類された設定画面には、多数の設定項目が用意され、用途などに応じて自由にカスタマイズできる。例えば、リンク先深度のほかには、
- 画像は先読みしない
- ドメイン名の違うサイトへのURLは先読みしない
- Cookieの関係するサイトは一切先読みしない
- 先読みの並行処理数
- メールソフトまたはFTPソフトがオンライン状態のときは先読みをしない
- ……
などをユーザが好みで指定できる。サイトごとに先読みの許可/禁止を指定することも可能だ。先読みのON/OFFは、タスクトレイメニューから簡単に切り替えられる。先読みデータの消去もタスクトレイメニューから実行できる。