一定の規則に従って動き回るモンスターの間をすり抜け、ゴールに飛び込むことをひたすら目指す、パズル風アクションゲーム。モンスターの移動パターンとタイミングを読み切り、僅かな隙を利用してキャラクタをゴールインさせよう。「The Aim 2」は、「フィールド上のモンスターに触れることなく、キャラクタをゴールまで移動させればステージクリア」というシンプルなルールのアクションゲーム。ただし、単純な「追いかけっこ」ではない。ステージごとで異なる動きをするモンスターの行動パターンを読み切り、その裏をかいてゴールまで移動させなければならない。非常にパズル要素の強いアクションゲームだ。
キャラクタの操作に使用するのは、【↑】/【↓】/【←】/【→】のカーソルキーのみ(テンキーでも代替可能)。この4キーでプレイヤーキャラを操作し、十字架の形をしたゴールまで移動させればよい。モンスターは一定の規則に従って動き続け、プレイヤーキャラの行く手を阻む。移動の最中に少しでもモンスターに接触するとアウトとなり、ステージ選択を行うためのマップに戻されてしまう。
特にゲームオーバーは設けられておらず、クリアするまで何度でも繰り返しチャレンジできる。マップ上を移動して、別のステージを選択することも可能だ。
用意されたステージは、基本ステージ25面+特別ステージ。特別ステージは、特定の条件をクリアすることで、チャレンジできるようになる。ステージの選択は、専用のマップ上を移動することで行える。チャレンジする順番をプレイヤーが選ぶことも可能。ただし、マップの所々には番人がおり、定められた数のステージをクリアするまでは先に通してくれない。そのため「まったく自由にステージを選択できる」というわけではない。
ステージの内容はバラエティに富んでいる。クリア条件こそ「ゴールに飛び込むこと」とシンプルだが、仕掛けや攻略法はステージごとにまったく違う。各ステージには、「スタートダッシュ」「トルネードルーム」「大行進」「道化師の舞踏会」などのタイトルが付けられ、その名にふさわしい仕掛けが用意されている。例えば「スタートダッシュ」では、モンスターの動きにタイミングを合わせ、一気にゴールまでダッシュしなければクリアできない。「大行進」では、行進するモンスターの群れに混じって一緒に行進しながらゴールを目指す。「道化師の舞踏会」では、ボックスを描くモンスターの群れに合わせて、その動きに遅れることなくボックスを描きながらゴールを目指す、といった具合だ。
そのほかにも、「地面から突き出しているスイッチを踏むことで仕掛けを作動させてクリアするステージ」「制限時間内に迷路を突破しなくてはならないステージ」「ゴールそのものが動き回るステージ」など、さまざまな趣向を凝らしたステージが待ち受ける。
プレイヤーが使用できるキャラクタは全部で4人。それぞれ移動速度が、
- 音速:細かいコントロールができないほど速い
- ハヤブサ:モンスターの動きより速い
- ツバメ:モンスターと動く速度が同じ
- カラス:モンスターよりも遅い
と異なる。最も動きの速い「音速」を使うのが便利だが、止まる位置を正確にコントロールしなくてはいけないステージでは「ハヤブサ」の方がクリアしやすい。モンスターと一緒に動かなくてはいけないステージでは「ツバメ」でないとクリアすることが不可能だ。このように、ステージに合わせて使用するキャラを変更することが攻略のポイントとなる。