フォルダ内で、名前に特定文字列を含むファイル/フォルダを探してフォーカスを移す「ダイレクト検索」が特徴の検索ソフト。「SGサーチ」は、ファイル内のテキスト検索(GREP)、ファイル/フォルダ名の検索をはじめ、計4種類のモードを備えた検索ソフト。モード別にタブが用意されたわかりやすいインタフェースで、“総合的な検索”を行える。
「SGサーチ」で利用できる検索モードは、
- テキスト検索(GREP)
- ファイル検索
- 重複検索
- ダイレクト検索
の4種類。「テキスト検索」は、指定フォルダ(およびサブフォルダ)内で、特定文字列を含むファイルを検索できるモード。拡張子などで対象ファイルの絞り込み/除外を指定できるほか、ファイルの作成・更新日時やサイズで絞り込むことも可能。「ファイル日時指定」では「全てのファイル」のほか、「10分以内に作成したファイル」「2週間以内に更新したファイル」など、18パターンから検索対象を絞り込める。同様に「ファイルサイズ指定」でも「50K以下のサイズ」「10M以上のサイズ」など、24パターンが用意されている。大文字/小文字の区別、正規表現の使用も可能だ。検索結果はリスト形式で表示される。リストには、フォルダ名/ファイル名/拡張子/ファイルサイズ/発見された行とその内容が表示される。行をクリックすると、ポップアップウィンドウでファイル内容が表示される。また、ファイルを含むフォルダを開けるほか、関連付けされたアプリケーションや指定エディタで開くといったことも可能だ。
「ファイル検索」は、名前に特定文字列を含むファイル/フォルダを検索できるモード。対象を「ファイルのみ検索」「フォルダのみ検索」「両方検索」から選択できる。
「重複検索」は、指定ファイルと同じ属性を持つファイルを検索するモード。属性として、名前/拡張子/サイズ/作成日時/更新日時/中身(内容)を指定できる。AND条件で複数を指定することも可能。ファイル日時/サイズ指定は「ファイル検索」「重複検索」ともに、「テキスト検索」と同様のパターンを利用できる。
ソフトの大きな特徴である「ダイレクト検索」は、画面上でウィンドウオブジェクトを直接選択し、オブジェクト内のテキストを検索できるモード。例えば、エクスプローラ(フォルダウィンドウ)を選択すると、そのフォルダウィンドウ内で特定の文字列を持つファイル/フォルダを検索できる。さらに、検索条件にマッチしたファイル/フォルダに次々とフォーカスを移せる。
検索対象にできるのは、フォルダウィンドウのほか、デスクトップ画面やOutlook Express画面、タスクマネージャのプロセス一覧など。テキストを含むウィンドウであれば、利用できる可能性がある。
そのほか、「テキスト検索」「ファイル検索」「重複検索」では、検索結果をクリップボードにコピーしたり、CSVファイルに保存したりといったことが可能。「ダイレクト検索」では、全データをCSVファイルに保存できる(対象がリストビューのとき)。