支出額や費目など、数項目を入力するだけで使える家計簿ソフト。日別出費の集計や費目ごとの集計はもちろん、グラフ化や並べ替えも可能。無駄遣いをチェックする機能もあり、さまざまな視点から家計管理を行える。「やりくりプランナー」は、簡単な操作で使える家計簿&こづかい帳ソフト。ユーザの行う基本操作は、(1)リストから支払い先を選び、(2)費目を指定して金額を入力するだけ。1日あたりの支出額や当月の支出合計などを自動計算し、グラフに表示してくれる。
メイン画面には「メイン」「集計」「全グラフ」「貯金」「反省」などの大きくわかりやすいアイコンボタンが並ぶ。タブ切り替えと同様に、ボタンクリックで画面を切り替えて利用する仕組み。
「メイン」では、あらかじめ登録されたリストから、支払い先や費目を選択・入力できるほか、リストにない支払い先を、ユーザが自由に入力することもできる。実際の残金と家計簿上との差額を計算し、「使途不明金」として登録する機能もある。支出額の集計は、1日単位で行えるほか、「今月の合計収入」「本日までの支出」「今月の残(金)」といった自動集計機能を利用して行うことも可能。毎日の支出額や残金の推移をグラフ化してくれる(収入は、入金専用画面から入力する)。
「集計」は、月単位および1日単位の支出額を表形式にしたもの。支払い先別集計と費目別集計の各モードに切り替えられるようになっている。
「全グラフ」は、家計簿を記録しはじめて以来の毎日の支出額と残金の推移をグラフ化したもの。
「貯金」では、費目を「貯金」として計上したものについて、毎回の金額と累計金額をグラフで表す。
「反省」は、月ごとの出費のリストからムダなものをクリックしていくと、合計を「節約可能金」として集計してくれるもの。また、予定支出額から当月が赤字になりそうかどうかをシミュレートすることもできる。
そのほか、特定の曜日や期間、費目などに絞ってデータを表示する「範囲指定」、支払い先や費目、支出額などで並べ替えられる「並び替え」、月単位や週単位で支出の回数をチェックできる「カレンダ」、支出項目ごとのコメントや総合的なメモを記録できる「一言日記」などの画面が用意されている。「編集」では、支払い先や費目のリストをカスタマイズすることが可能だ。
「ヘルプツアー」機能をONにしておくと、画面の切り替え時に、その画面に関する説明を表示してくれる。