CPUの使用率を監視したり、最近使ったファイルやクリップボードに転送した文字列などの履歴を保存したりするタスクトレイ常駐型のデスクトップアクセサリ。「Bell The Cat」は、Windowsのタスクトレイに常駐するアクセサリソフト。
- CPUの利用率を監視する
- ファイルやクリップボードの履歴を最大100個まで記録する
- あらかじめ登録しておいたボタンを自動的に押す
の三つの機能を持つ。CPU使用率の監視は、CPUの使用状況をリアルタイムでモニタし、タスクトレイアイコンにデジタル表示する機能。使用率100%の状態が一定時間続いた場合、自動的に監視を停止するオプションがある。
履歴機能は、「最近使用したファイル」「最近実行したプログラム」「エクスプローラで参照したフォルダ」「フォルダウィンドウで開いたフォルダ」「クリップボードにコピーした文字列」の計5種類のデータを履歴として保存できるもの。履歴はウィンドウにタブごとに表示され、そこからファイルやフォルダを開いたり、文字を貼り付けたりできる。プログラムを起動したり、フォルダを開いたりする場合は、実行後に履歴ウィンドウを閉じるか、残したままにしておくかを選択できる。
履歴に保存された情報は、削除やコピー、ショートカットの作成などを行える。クリップボード履歴は、ファイルに保存することも可能。「お気に入り」に登録することで、いつまでも保存しておくことができる。履歴ウィンドウには、履歴リスト以外にメモエリアがあり、簡単な作業記録などを書きとめておける。
「自動的にボタンを押す」機能は、アプリケーションなどのウィンドウ上にあるボタンを自動で押してくれるもの。あらかじめ自動実行したいボタンを登録しておくと、設定に一致した際にボタンを自動で押してくれる。設定画面では、起動中のウィンドウや直前にアクティブだったウィンドウに含まれるボタンの中から、自動的に押すことのできるボタンの一覧が表示され、ユーザは一覧から簡単に登録できるようになっている。
ボタンは、プログラム名やウィンドウのキャプション、ウィンドウの縦横のサイズ、ウィンドウやボタンのクラスなどがすべて一致したときに、自動的に押される。複数のボタンが登録されている場合は、リストの上から順に実行されるため、コマンドマクロ的な使い方もできる。