画像を横方向に360度回転させて表示できる画像ビューア。不思議な臨場感のある画像を楽しめる。「Panorama Browser」はソフト名の通り、パノラマ写真のような横長画像を閲覧するための専用ビューア。2D表示/3D表示を選択できるほか、ビューア内にコンパスを表示させることも可能。一般的なビューアとは異なる、一風変わった感覚で画像を閲覧できるのが特徴。
使い方は簡単。基本的な操作は、(1)画像を読み込み、(2)2D表示または3D表示を選択するだけでよい。BMP/JPEG/PNGなどの形式の画像ファイルを読み込める。
「2D表示」は、「パノラマ写真の撮影場所に立ち、グルリと回転して周りを見渡す」ような感じで画像を閲覧できるモード。360度パノラマ写真を用意すれば、リアルな風景を楽しめる。キーボードやマウスを使って画像を横にスクロール(回転)させられるほか、「オート」でゆっくりと自動スクロールさせることも可能。任意の方角を北に設定したコンパスを表示させたり、あらかじめ入力したパノラマタイトル/パノラマ情報をビューア内に表示させたりといったことも可能だ。
「3D表示」は、円筒の内側と外側にパノラマ写真を貼り付けて表示するモード。3D表示では、横回転だけでなく、円筒を縦方向にも回転させられる。拡大・縮小表示させることも可能。コンパスは円筒の内側に表示される。パノラマタイトル/パノラマ情報は、2D表示と同じ形式で表示させられる。
2D/3Dいずれのモードでも、ウィンドウサイズを320×240/640×480/フルスクリーンから選択することが可能。ビューア内にFPSを表示させることもできる。もちろんユーザがドラッグして、ウィンドウを自由なサイズして閲覧することも可能だ。
パノラマ画像ファイルは、独自のTPG形式で保存できる。