軽快に走行する反重力マシンを操り、一般車両を避けながらターゲットマシンを破壊してゆく3Dカーアクションゲーム。「StraightCarChaser」は、直線道路のコース上を反重力マシンで走行する、という設定の3Dカーアクションゲーム。ゲームの内容は、「コースに出現するターゲットマシンを、制限時間内に何台破壊できるか」を競うというもの。スピード感にあふれた爽快な走行感覚を味わえる。1ゲームの制限時間は3分間と、短時間で楽しめる。
操作はすべてキーボードで行う。【↑】でアクセル、【↓】でブレーキ、【←】/【→】でステアリングと、使うキーは4個だけ。ゲームの目的は「ターゲットマシンを可能な限り多く破壊し、高得点を稼ぐ」こと。ターゲットマシンは赤色で目立つ上、一般車とはデザインが異なる。さらにマシン上に“TARGET”の文字が大きく表示され、すぐに判別できる。
プレイヤーは、ターゲットマシンに自車を激突させ、ダメージを与えて破壊すればよい。1台破壊するごとに得点が30点加算される。制限時間は3分間。ただし、ターゲットマシンは意外に丈夫で、破壊するためには通常、何回も追突する必要がある。
ゲームの舞台となるのは、片側4車線の一般高速道路。道路上には当然、自分のマシンとターゲットマシンのほかに、一般車両が何台も走行している。一般車両は非常に脆く、軽く接触しただけでも簡単に破壊・炎上してしまう。一般車を破壊すると10点の減点。しかも、壊れた車の残骸はそのままプレイヤーマシンの走行を妨げる障害物となってしまう。高得点を叩き出すためには、ステアリング技術を駆使して、一般車との接触を極力回避する必要がある。
ただし、いくら接触を回避できるからといって、路肩ばかりを走行しても減点の対象となる。その代わり、
- 一定時間、一般車に衝突しない
- 一定時間、壁に当たらない
- 一定時間、ずっと道路上にいる
といった条件を満たすと、得点が加算される。一般車両の存在は、プレイヤーマシンだけでなくターゲットマシンにも影響を与える。プレイヤーマシンの破壊した車両の残骸に当たってダメージを受けたり、走行している車両を回避しそこねて自爆したりすることもある。
プレイヤーマシンは、全5種類から選択できる。各マシンは、能力を示す五つのパラメータが異なり、一長一短がある。そのため、どのマシンを選択したかで、ゲーム中の操縦方法や戦法などを変える必要がある。
マシンパラメータのうちの四つ(最高速度/ハンドルの切れ/加速力/ブレーキの効き)は、マシンの操縦性を示すもので、プレイヤーの好みに合わせて、使いやすいと思うものを選べばよい。注意しなくてはならないのは「Endurance(耐久性)」だ。Endurance値の低いマシンを選択した場合は、一般車両やその残骸などに極力ぶつからないよう、特に注意して操縦する必要がある(筆者注:画面上に、特に表示されないためわかりづらいが、どうやら衝突するたびにプレイヤーマシンにも少しずつダメージが蓄積しているように思える。そしてこのダメージが限界を超えるとマシンが故障してタイムアップ前にゲームオーバーとなってしまうようだ)。
そのほか、インターネットランキングにも対応する。ゲーム終了時にインターネットに接続してランキングデータを取得し、さらにスコアを登録できる。