Webを自動巡回し、インターネット上にある画像や動画などのファイルをダウンロードしてくれるソフト。ダウンロードしたファイルの閲覧、フォルダへの保存もできる。「WiseWebHunter」は、強力な巡回能力を持つ多機能巡回ダウンロードソフト。最初に訪れるURL(開始URL)を指定するだけで、あとは自動でリンクを辿り、指定条件に合ったファイルを見つけてダウンロードしてくれる。認証ページにも対応する。16本のダウンロードエンジンが並行動作するため、短時間で巡回が完了する。
「WiseWebHunter」にWebサイトを巡回させるには、まず「タスク」を登録する必要がある。タスクには、ひとつの開始URLとダウンロードするファイルの条件、保存方法などを設定する。タスクを登録してしまえば、あとはタスクを実行するだけで「WiseWebHunter」が自動的にファイルをダウンロードしてくれる。
巡回するURLは最大深度(開始URLから何クリック掘り下げたURLか)のほか、優先ホスト、禁止ホストの指定が可能で、「優先ホストのみを巡回する」オプションもある。さらに、前回の巡回から更新されたページのみを巡回したり、「ほかのページへ強制的に飛ばすダイナミックリンクがある場合、その先に進むかどうか」を設定したりも可能。これらをうまく指定することで、必要なURLだけを巡回して、効率的にファイルをダウンロードできるようになる。
ダウンロードするファイルは、ファイルの種類(拡張子)やサイズ(指定KB未満/以上)で条件を設定できる。すでに同じ名前(URL)のファイルがダウンロードされていた場合は、上書き保存をするか否かを指定できる。上書き保存を許可しない場合は、古いファイルが残され、新しいファイルは破棄される。「優先ホストのみ巡回」オプションを指定している場合は、連番を付加してファイル保存できるようになっている。巡回日時を指定した自動巡回も可能だ。
ダウンロードしたファイルは、メーラ風の画面で閲覧できる。左上のタスクビューと右上のダウンロードファイルビューでファイルを選択すると、右下のコンテンツビューにファイルの内容が表示される(または関連付けられたアプリケーションで開かれる)仕組み。必要に応じてファイルをフォルダに保存することも可能。フォルダへの保存はドラッグ&ドロップで行える。ダウンロードファイルの検索機能も用意されており、目的のファイルを探すことも簡単だ。