フォント情報やサンプル文字列を、ドラッグ&ドロップで他のアプリケーションにコピー/ペーストできるフォントビューア。「Impression Letter」は、インストールされているフォントを、さまざまな文字やサイズで一覧表示するフォントビューア。メイン画面は、左側が操作エリア、右側が表示エリアの2ペイン構成。表示エリアは、
- 特定のフォントを詳細にサンプル表示する「Single View」
- 複数のフォントをまとめて表示・確認できる「Multi View」
をタブで切り替えて利用する。Multi Viewでは、1フォントあたりの表示量(高さ)を変更できる。文字列のサンプル表示では、自動設定のほか、「アルファベット小文字/大文字」「ひらがな」「漢字」などを指定できる。手動設定では、複数種別を同時に指定して表示させられるほか、テキストボックスに入力した文字列をそのまま表示させることも可能。フォント種類を「欧文」「日本語」「日本語縦書き」「シンボル」「全種類」で絞り込むこともできる。フォントサイズの拡大・縮小や、ボールド/イタリック/下線/取消線の指定も可能。サイズの変更は、スライダを動かすことで行える。
大きな特徴は、サンプル文字列を、ドラッグ&ドロップで他のアプリケーションに貼り付けられること。ワープロソフトのようにフォント情報を反映できるアプリケーションであれば、書体やサイズなどもそのままコピーできる。逆に、ブラウザなどの他のアプリケーションで選択した文字列を「Impression Letter」にドラッグ&ドロップして、任意文字列として利用することも可能だ。
本体ウィンドウのほかに、Single Viewと同様の表示を行う独立ウィンドウ「Viewer」がある。Multi Viewで任意フォントをクリックすることなどで起動する。前後のフォントを順に表示できるほか、スライドショウのように一定間隔で自動切り替え表示することも可能だ。
そのほか、サンプル文字列の印刷機能を備えている。