「mOS」と呼ばれる人型二足歩行兵器を操り、ミサイル、レーザー、ショットガン、チェーンソーなど、さまざまな武器を駆使しながら敵を倒してゆくロボット対戦アクションゲーム。「雪崩式RoughMetal」は、巨大ロボット同士の1対1の戦いをテーマにした、シンプルだが迫力のあるアクションゲーム。プレイヤーは、広大な砂漠を舞台に自機を操作。装備された武器を駆使して、行く手に立ち塞がる敵をひたすら攻撃し、撃破してゆく。
操作は、キーボードまたはゲームコントローラに対応。【W】/【S】/【D】/【A】キーで上下左右に移動し、【G】/【H】/【J】/【K】キーで攻撃をする。搭載されている武器の種類や数は、使用する機体によって異なるが、最大4種類の攻撃手段が用意されており、攻撃に使用するキーも4個と多い。
攻撃の回避はもっぱら移動によって行うが、それが間に合わず敵の攻撃を避けきれそうにないときは、【B】キーでガードをしてダメージを軽減させることも可能。ただし、ガードをしても敵の攻撃によっては、ある程度のダメージは受ける。ガード中は移動ができないという欠点もある。また、【V】キーで「ダッシュ」し、「Energy」を消費しながら一時的に高速移動をすることもできる。
「mOS」とは、「Metal Outer Skelton(金属外骨格)」の略。身長は6mから9m。人型の二足歩行兵器で、起伏の激しい土地や市街、湿地、森林などでの戦闘に優れている(なかには4足歩行のmOSもある)。
ゲームで使用できる「mOS」は全部で11種類。軽量で高速移動に適した機種や格闘戦に優れた機種、火力が充実し攻撃力を誇る重量級の機種、飛行ユニットを装備した機種など、デザインも能力もさまざま。装備された兵器も「グレネードランチャー」「ライフル」「レーザー」「キャノン」「ショットガン」「ガドリングガン」といった遠距離攻撃用の兵器から、「レーザーメス」「レーザー銃剣」「チェーンソー」「トンファー」「クロー」などの格闘兵器、さらに「酸性霧噴射」「ファイアフライ」「スネークマイン」などの特殊兵器まであり、多彩だ。
大きな特徴が、(汎用性が考慮され)ほとんどの装備兵器が外付けか手持ちであるということ。機種の選択時に、装備パターンを1〜4種類の中から選択できるようになっている。
勝負は、攻撃によるダメージで、画面上の赤いゲージ(Armor)が先に0になった方が負け。プレイヤーが勝てば次の敵との戦いに進み(2人対戦モード時以外)、負ければゲームオーバーとなる。双方同時にArmorが0になったときは「ドロー」となり、やはりゲームオーバー。また、戦闘中には武器の残弾数にも注意しなくてはならない。銃やミサイルなどの火器は、使用するたびに弾数が減り、弾数が0になると使用できなくなってしまう(クローやレーザーメスなどの格闘兵器には使用回数の制限はない)。
ゲームモードは「Single Mode」(対CPU戦の1Pモード)、「Double Mode」(プレイヤー対戦の2Pモード)、「Survival Mode」の3種類。「Survival Mode」は、「Armorが0になるまでに何体の敵機を倒せるか」を競う、非常にハードなモード。次の敵との戦闘時にはArmorも弾数も完全回復する「Single Mode」とは異なり、毎回20%ずつしかArmorが回復しない。さらにゲーム起動時の設定で、Survival Mode/Hardにした場合は弾数も回復しなくなり、非常にシビアな戦闘を楽しめる。