駐車場の管理人となり、なるべく多くの車を手際よく駐車させてゆくパーキングアクションパズルゲーム。次から次にやってくる車を適切な場所に駐車させ、出てゆく車との間のトラブルを防ごう。「Parking Master」は、駐車場を舞台にしたアクションパズルゲーム。プレイヤーは、とある駐車場の管理人となり、できるだけ多くの車を駐車させて、営業時間内により多くの利用料金を稼ぐことが目的だ。
ただし、適当に車を駐車位置に誘導するだけでは、もちろんダメ。入ってくる車と出て行く車、または出て行く車同士がバッティングしてしまい、結果的に得点が少なくなる。車のスムーズな進行を妨げられ、クラクションを鳴らすようなストレスをドライバーが感じると、その車から徴収できる利用料金が即座に減額されてしまうためだ。さらに、ストレスが限界を超えると今度は一転して、料金がプレイヤーに対する罰金として加算されてしまう。
「ドライバーにストレスを与えないよう、いかにスムーズに車を流し続けられるか」がプレイヤーの腕の見せどころ。一度もストレスを与えることなく車を駐車場から送り出すことを「ノーミス」といい、ノーミスを「連続成功(コンボ)」させたことによるボーナスも用意されている。
操作はすべてマウスで行う。やって来た車は駐車場の外で待機しており、プレイヤーは駐車位置をマウスで指定すればよい。駐車方法を指定することも可能。左クリックで場所を指定すると、車は後部から駐車する。右クリックの場合は前部からとなる(ただし、一部の駐車スペースでは、どちらか一方しか指定できない)。
駐車場は「コ」の字に通路が走り、通路両脇に全部で22ヵ所の駐車スペースが用意されている。空いているスペースであれば、どこを指定するのもプレイヤーの自由。ただし、駐車場内の通路は車が1台通れるだけの幅しかなく、駐車や出車のために方向転換している車がいると、道が塞がれて通過できなくなる。これが、後続のドライバーにとって大きなストレスになる。そのため駐車位置の指定は、すでに駐車している車が出るタイミングを考慮し、新たな車の駐車などの妨げにならないよう、十分に注意する必要がある。それぞれの車の駐車時間の残りは、車左上に表示される青いゲージで確認できる。さらに、赤ゲージでは耐えられるストレスの残りがわかる。
駐車場の営業時間は、朝9時から夕方6時まで。この間にどれだけの車を駐車させられるかが勝負。ただし、駐車場の外には信号機が設置されており、赤の間は次の車を入れることができない(ゲームモードによってはこの間、時間のカウントが止まる)。駐車場に入った車が駐車するか、前進して車1台分の車間距離が確保できるようになると信号機が青になり、次の車を入れることができるようになる。ドライバーのストレスの合計である「不満」ゲージが一杯になってしまうと、営業時間内でもゲームオーバーになってしまう。
ゲームモードは「イージー」「ノーマル」「ハード」「時間無制限」の4種類。「イージー」モードは、登場する車の種類が4種類と最も少ない。ハイリスク・ハイリターンの車が登場しないため、ゲームオーバーの心配がない代わりに高得点も期待できない。「ノーマル」モードは、全部で5種類の車が登場し、高得点を期待できる代わりにリスクも高くなる。「ハード」モードは、ノーミスのとき「不満」を減少させるなど、特殊効果を持った車が追加され、全部で7種類の車が登場する。「時間無制限」モードは、信号が「青」の間のみ時間が進む特殊なモードで、全部で6種類の車が登場する。