JRなどの駅構内で見かけるアナログ時計を、デスクトップ上でリアルに再現した時計ソフト。スキンに対応し、外観を簡単に変更できる。内蔵時計の時刻合わせ機能もある。「"駅" 時計」はその名の通り、駅にある時計をモチーフにした時計ソフト。ライトグリーンや旧型の白の文字盤など、本物のテイストが見事に再現されている。スキンの変更やオプション設定の変更を、コンテキスト(右クリック)メニューから行うことが可能で、いつでも簡単に雰囲気や動作を変えられる。秒針の表示/非表示などを選択できるほか、秒針の動きを2種類から選択することも可能だ。
ソフトの大きな特徴は、スキンの変更で簡単に外観を変えられること。8種類のデザインに、サイズが異なる豊富なパターンのスキンがあらかじめ用意され、好みのものに切り替えられる。スキンの変更は、コンテキストメニューで選択して行えるほか、マウスホイールで行うことも可能。ユーザがスキンを用意すれば、オリジナルデザインの時計を楽しむこともできる。
設定項目が豊富で、動作などを細かくカスタマイズできることも特徴。運針を「ステップ運針」にするか「スムーズ運針」にするかを選べたり、時計上にマウスポインタを置いたときに、ツールチップに表示される日付の表示形式を9種類から選べたりできる。
そのほかにも、
- Windowsのログオン時に「"駅" 時計」を実行する
- 起動時に「最近使ったファイル」の一覧をクリアする
- ウィンドウのダブルクリックで全画面表示に切り替える
- 終了時と同じ位置にウィンドウを表示する
- 時刻をずらして表示する
など、さまざまな設定項目が用意されている。「ダブルクリックで全画面表示」では、時計の大きさを保ったまま、「"駅" 時計」が全画面になるため、デスクトップアイコンやタスクバーなどが表示されない、ピュアな状態の「"駅" 時計」を楽しめる。「時刻をずらして表示する」では、前後最大1,440分、実際の時刻とずらして表示させることが可能だ。さらに、NTPクライアント機能を持ち、パソコンの内蔵時計の時刻合わせもできる。あらかじめNTPサーバがプリセットされているが、任意のサーバに変更することも可能。時刻合わせの実行タイミングは、「『"駅" 時計』起動時」「スタンバイ状態からの回復時」「1時間単位の一定間隔」を指定できる。もちろん任意タイミングで実行させることも可能。ログをファイル出力する機能などもある。