ニュース記事のタイトルを電光掲示板風にスクロール表示するコンパクトなRSSリーダ。豊富に用意されたスキンで、デザインを簡単に変えられる。ブラウジングや検索などを行える「一覧ウィンドウ」も備えている。「Dirty News Reader」は、コンパクトな横長ウィンドウの電光掲示板風RSSリーダ。ニュース記事のタイトルを次々とスクロール表示する。記事タイトルの上にマウスポインタを乗せると、descriptionなどの情報を表示。気になる記事のタイトルをクリックすることで、標準のブラウザで記事ページを閲覧できる。取得した記事は自動的にデータベースに保存される。
フィードURLは、チャンネル別に「チャンネルリスト」で管理される。チャンネルリストには、あらかじめ「コンピュータ」「スポーツニュース」「ニュース」「プログラム」の4ジャンル、計13サイトが登録済み。もちろんユーザが任意に追加や削除、編集を行える。OPMLのインポート/エクスポートにも対応している。
コンパクトなメイン画面のほかに、取得済みの記事を管理したり検索したりできる「一覧ウィンドウ」が用意されている。一覧ウィンドウはメールソフトのような3ペイン構成。左ペインにはチャンネルのツリーが、また右上には記事タイトル一覧が表示される。右下は「概要」を表示するエリアで、ヘッドラインやリンク先URLなどを確認できる。左/右下ペインはタブ切り替え式で、ツリー/概要のほかにも「検索」「お気に入り」/「メモ」に切り替えられる。リンク先URLは、標準のブラウザで閲覧できるほかに、IEコンポーネントを利用して右下エリアに表示させることもできる。
指定条件で記事を検索することも可能。チャンネルや日時のほか、未読/既読/マークの有無などを指定して、条件に合う記事だけを絞り込んで表示させられる。また、開始日/終了日/語句/フィールドを指定して、記事を検索することもできる。一覧表示の内容をHTML化して、ニュース一覧表を作成することも可能だ。「お気に入り」を登録して、タブブラウザのように利用することもできる。
スキンを利用して「Dirty News Reader」の外観を変更できるのも特徴。20種類以上ものスキンが同梱され、さらにスキンを自作することもできる。スキンによっては、スクロール方向などの表示パターンが異なるものもある。
そのほか、記事タイトルのスクロール速度やフォント色の指定、記事の更新時間や表示方法などを設定したり、Windowsのユーザ単位でデータを記録したりできる。