ソフトを開発しようと思った動機、背景
「インターネットオークションなどで、友人などに気に入った商品を見てもらう方法として、いちいちメールでアドレスを入力して送る方法しかない……」
「緊急で見てもらいたいページのアドレスが極端に長い場合、口頭で伝えるのではお互いかなり面倒な作業になり、アドレスを聞き間違える危険性も……」こういう問題を解決し、お互いに簡単で、しかもわかりやすくWebページを見られるツールがあればなぁ……と思って作成したのが「AirWebChat」です。ベースはInternet Explorerで、ブックマークなどもInternet Explorerから引き継ぐ形となっております。さらに、認証が必要なページは見ることができず、相手側に個人情報が筒抜けになりませんので、安心してお使いいただけます。
ネットワークの外側の人と通信できるだけでなく、プライベートIPアドレスを指定してあげれば、同じネットワーク内の人とも通信できてしまいます。容量も少なめですので、フロッピーディスクなどで持ち運ぶことが可能です。ほかにもチャット機能もありますので、お互いにいろいろワイワイと話しながら、お互いにWebページを見せっこできます。
用途は無限大。インターネットのWebページをチャットにしてしまう「AirWebChat」を、ぜひお試しください。
開発中に苦労した点
いかにユーザビリティを向上させるかという点です。どうすれば説明書を読まずに、誰でもすぐに使えるようになるか、という形に持っていけるかということです。そしてプログラムの容量を軽くして、誰でも使えるようにとヘルプをオンラインヘルプに工夫した点もあります。ほかにも、認証ページなどで相手側にも見てもらいたい情報をどうやって送るかという方法もいろいろ検討し、画面キャプチャという形での転送方法として落ち着きました。
今後のバージョンアップ予定
いま現在はお互いに接続相手のグローバルIPアドレス、もしくはホスト名を入れて接続をする仕様になっており、いちいちヘルプに記載されているWebサイトにアクセスしなければならず、それが手間になっていますが、今後は簡単に相手を見つけて接続ができるようにさせたいと思います。
((有)テレビジネス)