LANを利用して対人戦も楽しめる3D卓球ゲーム。カットマンやアタッカーなど、さまざまなタイプから相手を選んでプレイできる。「CoCCA」は、マウスだけでプレイできるシンプル&リアルな卓球ゲーム。ゲームを開始すると、画面上に3Dの卓球台が表示され、あたかもステップを切るように視点を前後左右に移動しながら、卓球を楽しめる。練習用、LAN対戦を含めて、用意されたゲームモードは7種類。ゲームスピードはSlow/Fastから選べる。
操作の中心となるのは、マウスポインタ代わりの「照準」。ポインタ部に青い小さな丸が、その外側にラケットのラバー部を示す円が表示されるもので、外側の円の中に球を収めてクリックすることで、球を打ち返せる仕組み。左クリックでノーマルな返球をし、右クリックで「カット」、中クリックで「ドライブ」風の球を打てる。
球の飛ぶ方向と距離は照準で調整できる。中央の点より左側の円内で打ち返すと、球は台の左に飛び、右側だと右に飛ぶ。同様に中央の点より上の位置で返すと、球は台の奧側に落ち、下の位置だと手前側に落ちる。さらに、返球の強さは打ち返すタイミングで決まり、引きつけて打つほど強い球を返すことができる。
照準の判定は甘め。円の中に球が入ってなくても、打ち返せる場合が結構ある。「照準の移動が間に合いそうもない」と思っても、諦めなければ打ち返せることがある。
視点の移動も、照準の移動で行う。照準を画面の上端に持っていくと視点が後退し、後陣に移動する。同様に、下端に持っていくと前進し、前陣に移動する。また、左右の隅に持っていくことで、台の左右への移動もできる。
ルールは1セット11点制、サービスは2本交換、Deuceあり。1試合は1セットで終了する。
ゲームモードは、練習用が2種類、コンピュータ対戦が4種類、LANでの対人戦用の計7種類。練習用は「相手も自分も台の同じところに球を打つ」「相手は台の同じところに球を打つ」というもので、このモードで操作感を養える。コンピュータ対戦は、ノーマルな球しか打たないものや、カットしか使わないものなどがあり、それぞれ特徴を持っている。反応速度も異なる。対人戦は、シリアル接続やTCP/IP接続などを利用し、二人のプレイヤーで卓球を楽しめる。