面倒なスタイルシートの記述をウィザードとダイアログで簡単に行えるソフト。直接記述する際の入力支援機能なども備える。「らいてふ StylesheetAssistant」は、テキストエディタの機能に加え、スタイルシートを記述するのに便利な機能を数多く備えたソフト。スタイルシートの基本的な要素を設定する「ウィザード」、個別の属性を設定/修正する「ダイアログ」や、直接入力の際の入力支援機能などがある。基本的なHTMLタグの挿入機能やタグの入力支援機能なども搭載する。
メイン画面は、ローカルサイトの内容を表示する「サイトビュー」、HTMLファイルに含まれるスタイルシートを一覧表示する「スタイルビュー」、さらに「ソースエディタ」「プレビュー」の各エリアで構成される。サイトビューでファイルをクリックすると、そのファイルがソースエディタで開かれ、スタイルビューで属性をクリックすると、ソース中の該当する部分が反転表示される仕組み。ソースエディタとプレビューはタブ切り替え式で、編集結果をすぐに確認できるようになっている。
大きな特徴が、スタイルシートの基本的な設定を「ウィザード」で行えること。用意されたウィザードは、文字色/背景/リンクの文字色・装飾などを設定する「全般」をはじめ、「段組」「メニュー」「ブロック」「インライン」「テーブル」「リスト」の計7種類。いずれも日本語表記のわかりやすいもので、ウィザードにしたがって設定するだけで、スタイルシートを簡単に記述できるようになっている。これらのスタイルに対応したHTMLを同時に生成する機能もある。
個別の属性を修正する場合も「ダイアログ」を利用して簡単に行える。スタイルビューから修正したい属性を右クリックすることで、属性に応じたダイアログが表示され、その場で修正を施せる。
ソースエディタは、入力支援機能も備えている。ソースエディタ上で【{】/【;】を入力すると、属性リストがポップアップ表示される。ユーザはリストから選択するだけで属性を入力することが可能。このとき、属性や値についての説明がステータスバーに表示されるため、属性名だけで判断できない場合も迷わず入力できる。入力支援機能はHTMLタグにも対応し、【<】を入力するとタグの一覧が属性と同様に表示される。
そのほか、改行や画像の挿入、ボックス/段落/見出し/リンク参照/テーブルといった基本的なタグの挿入、外部CSSの参照挿入機能などがある。スタイルシートで分散された記述や重複された記述があった場合の最適化機能、外部ブラウザでの参照機能などもある。