作業時間を記録・集計するためのソフト。簡易支払金額計算機能があり、時給やそのつどかかった交通費から、1ヵ月分の支払い金額を算出できる。「WorktimeChecker」は、コンパクトな画面の作業時間記録・集計ソフト。1回の作業にかかった時間、ならびに月間の累計作業時間を簡単に計算できる。集計結果は、開始時刻と終了時刻(作業時間)、作業内容、支払い金額などでわかりやすく整理され、ファイル出力される。ノートパソコンなどで利用すれば、トレーニングの実施記録などにも応用できる。
使い方は非常に簡単。作業開始時に、ウィンドウ上の「開始」ボタンをクリックすればよい。これで「今回」および「今月」の作業時間が1秒単位で計測される。作業終了時には「終了」ボタンをクリック。「終了」を実行すると、作業開始日時・同終了日時と今回作業時間・合計作業時間を表示するウィンドウがポップアップする。“A会議資料作成”などの「作業内容」、さらに必要な場合は「交通費等」を入力して、「OK」ボタンを押せば、毎回の作業内容が記録される仕組みだ。
集計結果は、全期間または期間指定で確認できる。結果は、1回の作業ごとに、
- 作業開始の年月日時分
- 作業終了の年月日時分
- かかった作業時間
- 作業内容
- 報酬(別途、時給を設定する必要がある)
- 交通費
がわかりやすく整理され、テキスト出力される。さらに、合計作業時間に時給をかけた総報酬や、総報酬に交通費を合計した総支払金額も確認できるようになっている。テキストファイルの代わりに、HTML形式で集計ファイルを出力させることも可能だ。出力書式をカスタマイズすることもできる。ウィンドウは、標準サイズでも非常にコンパクトだが、さらに小さなサイズにすることも可能。標準サイズも含めて計4種類から選択できるようになっている。操作は、ボタンのほか、コンテキスト(右クリック)メニューから行える。標準サイズ以外ではボタンが非表示になるため、コンテキストメニューから操作する。
そのほか、設定によって集計結果を丸めることもできる。例えば、丸めで「10分」を指定した場合、実集計結果1:23:23は1:20:00となる。また、締め日を月末締めや、○日の特定日締めで指定して集計することが可能。集計時に使用する時給のデフォルト値も設定しておける。