風の精霊が住むというココルの森の見習い風使い「フィーナ」になり、楽しみながらタッチタイピングの練習ができるゲーム。「ココルの森のフィーナ」は、かわいい主人公「フィーナ」になり、タイピングの基礎から文章入力までを練習できるステージクリア型のタイピングゲーム。ローマ字入力に対応する。単独のキー入力や文章入力を練習できるほか、苦手とするキーを重点的に特訓するモードも用意されている。テレビアニメーションのように美しい画面が印象的だ。
用意されたステージは、
- ホームポジション:ホームポジションの習熟を目的としたステージ
- ぜんキーはいれつ:全キーの入力の習得を目的としたステージ
- ぶんしょうタイプ:実践的な文章入力を目的としたステージ
の3種類。ステージのクリアノルマを達成すると、次のステージに進めるようになっている。「ホームポジション」「ぜんキーはいれつ」ではゲーム開始当初などの場面で、キー配列に対応した青やピンクの丸、風車の絵が表示される。プレイヤーがキーボードに視線を移すことなく、画面だけを見てキー入力を行えるよう工夫されている。ある程度習熟が進み、獲得スコアが高くなると、ガイドキーボードは表示されなくなる。
「ぶんしょうタイプ」では、ひらがなの問題文とそれをローマ字表記したものが一緒に表示される。正しく入力できると、入力されたキーがひとつずつ消えてゆく仕組み。プレイヤーは、先頭のキーを次々に入力してゆけばよい。
正しく入力できるとポイントが加算される。ポイントは通常のもののほか、コンボ入力やボーナス文字を正しく入力できた場合に獲得できるボーナスポイントがある。ステージクリア時に条件を満たすと「カード」を入手でき、「おまけ」画面を見られるようになる。
ステージにはそのほか、苦手なキーを集中的に練習できる「間違いやすい文字特訓」モードがある。過去の練習結果から間違いやすいキーが出題され、間違えると獲得スコアが半減するという厳しいルールが適用される。
オプションでは、複数ある場合のローマ字の入力方法を個別に変更することが可能。例えば「ちゅ」は、TYU/CYU/CHUから選択できる。マルチユーザのデータを、ユーザごとのファイルで管理する「個人パソコンモード」と、データをメディアに保存できる、学校・パソコン教室向けの「公共パソコンモード」がある。