アプリケーションや書類、フォルダをファンクションキーに割り当てて、ワンタッチで開けるようにするキーボードユーティリティ。「CoolFunction」は、ファンクションキーにアプリケーションなどのアイテムを登録できるキーボードユーティリティ。設定できるのはファンクションキー単独のほか、「【shift】+ファンクションキー」の組み合わせ。30個(ファンクションが15キーの場合)または24個(12キーの場合)のアイテムを登録できる。
設定ウィンドウには、ファンクションキーを単独で使う「通常」、【shift】キーと組み合わせる「+shift」の各パネルが用意され、それぞれ【F1】から【F15】のキーを示すボタンが並ぶ。ユーザは、利用するキーに対応したボタンにアイテムを割り当てればよい。アイテムの割り当ては、アプリケーションや書類などをファイル選択ダイアログで選択するだけでよく、割り当てられるとボタンの横に登録したアイテムのアイコンおよび名称が表示される仕組み。スリープや再起動、システム終了、音量のアップ/ダウンといった機能を割り当てることもできる。
ドラッグ&ドロップで設定することも可能。ドラッグ&ドロップの場合は【F1】から【F15】のボタンの上にアイテムのアイコンをドロップすればよい。設定を削除するには、リスト上からアイコンをウィンドウ外にドラッグする。
キー設定の参照用として、プレビューウィンドウが用意されている。プレビューウィンドウには、上段に「通常」、下段に「+shift」の登録項目が小さなアイコンで表示される。設定したホットキーで開き、いつでもキー設定を確認できるようになっている。プレビューウィンドウは、デスクトップ上の任意の位置に移動させることも可能だ。さらに、プレビュー上のキーボタンのクリックで、ファンクションキーと同様の操作になるようにも設定できる。
オプションでは、ファンクションキー押下時に再生するサウンドを指定できるほか、「通常」で設定された項目を+【control】/【option】/【command】で開くようにも設定できる。