多大な借金を返すため、お店を運営してお金を稼ぐ経営シミュレーションゲーム。「レミュオールの錬金術師」は、商品を仕入れて売るだけでなく、新商品を開発したり、冒険者に探索を依頼したりなども楽しめるお店経営シミュレーションゲーム。扱える商品は200種類以上。豊富なイベントやミニゲームも用意されている。
主人公は錬金術師の「ティコ」。才能はあるのだが、少々ワガママで金にルーズ。ある日とうとう、巨額の借金を弟子の「ルヴェル」に見つけられてしまい、自分の手で返済するよう厳命される。手っ取り早く借金を返す方法としてティコが選択したのが、自分の家を「店」にして「商売」をはじめることだった。
基本システムはシンプルで、市場や友人などから商品を入手して売り棚に配置し、客が購入するのを待つというもの。商品在庫のうち、売り棚に置いて販売できる商品は3種類まで。それ以上の商品は8種類まで倉庫に保管しておける。ただし、在庫の限界数は最大50個なので、無秩序な仕入れや保管を行うと、あっという間に倉庫がいっぱいになってしまう。
店の営業時間は、朝10時から夕方18時まで。市場が開いているのは15時までなので、その後に商品が品切れになっても当日中に補充することはできない。倉庫のスペースと在庫量をバランスよく調整するのがゲーム序盤のポイントとなる。在庫の限界数や売り棚の数を増やし、店を拡張することもできるが、多額の費用がかかるので、まずはお金を貯めることが重要だ。
市場以外から商品を入手することも可能。例えば、牧場で牛を購入して活動させれば、毎朝定期的にミルクが供給される。冒険者の「フィル」や「シオ」にダンジョン探索を依頼して、レアアイテムを見つけてきてもらうこともできる。同じダンジョンでもフィルとシオでは見つけてくるアイテムが異なり、探索を繰り返して探索レベルを上げると、探索の成功率も上昇する。依頼費用はかかるが、市場では売っていない貴重な商品を手に入れるには欠かせない方法だ。
一部の商品は200個以上売ることで、加工が可能になる。市場で普通に仕入れて売るだけではあまり儲からないが、加工することで大きな利益を得られるようになる。ただし、加工にはティコの技術力が重要。技術力が高いと少ない材料で加工することができ、成功率も格段にアップする。
店には清潔度や人気度があり、にぎわいや評判に関わってくる。店を営業して獲得できる経験で、ティコの体力や技術力といったステータスがアップする。販売している商品の種類や数、等級に応じて店の名称や客層も変化する。