圧縮16形式、解凍(展開)21形式に対応する高機能圧縮・解凍ソフト。アーカイブファイルの操作以外にも、ファイルの分割・結合、暗号化・復号化、CRCチェック、ZIPパスワード解析などを行うことが可能で、多彩な機能を備えている。「ZELDA」は、機能の豊富さと、簡単に扱える操作性の高さを兼ね備えた圧縮・解凍ソフト。多数のアーカイブ形式に対応し、「ZELDA」単体をインストールした(DLLなしの初期)状態でLZH/ZIP/CAB/ARJ/TARなど16形式の解凍、LZH/ZIP/CAB/TAR/TAR.GZ/BHなど9形式の圧縮を行うことが可能。外部DLLやEXEを導入することで、圧縮率の高いRAR/RK/7Zといった形式の圧縮・解凍や、実行ファイルを実行可能なまま圧縮できるUPX形式にも対応する。
一般的な圧縮・解凍操作はもちろん、アーカイブ中のファイルを一覧表示して任意のファイルだけを解凍する「選択解凍」や、アーカイブの正当性検査などを行うことが可能。また、圧縮形式の自動判別機能があり、誤った拡張子が付けられているファイルでも正しく解凍できる。解凍時のフォルダ自動生成や末尾数字の削除、圧縮後のアーカイブファイルの分割といったオプションも用意されている。
アーカイブファイルの操作以外の機能としては、ファイルの分割・結合、暗号化・復号化、CRCチェック、ZIPファイルのパスワード解析、Macバイナリのヘッダ除去などがある。分割は、多くの分割・結合ソフトで扱える汎用的なもので、結合用バッチファイルを生成する機能もある。結合では、結合したファイルがアーカイブであれば、続けて解凍するといった処理も行える。
操作の基本はファイルのドラッグ&ドロップ。(デスクトップの)「ZELDA」アイコンにアーカイブファイルをドロップすれば解凍、それ以外のファイル/フォルダをドロップした場合は圧縮が行われる。また、【Ctrl】キーを押しながらのドロップでは選択解凍が、【Shift】キーを押しながらの場合は、ファイル分割が実行される。アーカイブファイルや分割ファイル、暗号化ファイルを関連付けすれば、それぞれダブルクリックで解凍・結合・復号化を行えるようになる。
さらに、シェルエクステンションを利用することで、エクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニューから「ZELDA」の機能を実行できるようになる。どの機能をメニューに追加するかは個々に設定することが可能で、「ZELDA」の機能をサブメニューにまとめることもできる。コンテキストメニューからは「圧縮してメール送信」機能も利用できる。