画面全体の把握能力と瞬間的な判断力、そして的確なマウス操作が要求される難易度の高いパズルゲーム。ルールは複雑だが、慣れれば多重連鎖で高得点を狙うことも可能だ。「Crazy Triangle」は、6色に色分けされた36個の三角形を使ってプレイする、独特なルールのパズルゲーム。三角形はすべてが正三角形。三角形が4個組み合わさり、一回り大きな正三角形を構成したものが「ユニット」で、ゲームの基本となる固まりだ。そして、ユニットが9個集まり、大きな正三角形となったものが「Crazy Triangle」の全体像となる。
ゲームの目的は、ユニットに含まれる4個の三角形のうち、外側の3個の三角形の色を揃えて弾けさせてゆくこと。色を揃えるために、プレイヤーは(1)ユニットの回転、(2)ユニット間での三角形のチェンジを行うが、(2)三角形のチェンジのルールが複雑で、慣れないうちは色をうまく揃えるのが難しい。特に、パズル全体の三角形の上部(ユニットが4個集まって正三角形になった部分)と下部(ユニットが5個互い違い並んで台形状になった部分)で、チェンジのルールが異なる点がゲームの難易度を高めている。回転ではそのほか、ユニットだけでなく、パズル全体を回転させて、上部と下部を入れ替えることもできるようになっている。
さらに、ユニットを弾けさせるには、ただ単に色を揃えただけではダメという点も、ゲームを高難度にしている一因。色の揃ったユニットの中央に、起爆装置が存在していなくてはならない。
もちろん時間制限もある。ゲーム画面の下部にある青いバーが時間とともに短くなり、これが0になると起爆装置が発動する。それまでに起爆装置の周囲の三角形の色を揃えることができなければゲームオーバー。当然、レベルが上がるにつれ、起爆までの時間はどんどんと短くなる。
制限時間内に複数のユニットの色揃えが完成しており、ユニットの色が一定の条件を満たしていれば、「連鎖」が発生する。また、起爆時には連鎖条件を満たしていなくても、ユニットが弾けたあと、数秒ある余韻のうちに条件を満たすことができれば、「くっつき連鎖」を発生させることができ、高得点を狙える。