登録したスケジュールやToDo(しなければならないこと)を、電子メールで通知する機能を持つスケジュール管理ソフト。月間カレンダーに予定を登録しておくと、指定のメールアドレスへリマインダ(通知)メールを送信してくれる。「メールdeスケジュール」で管理できるのは、開始・終了時刻で「時間指定」されたスケジュールと、時間指定のないToDoの2種類。スケジュールの場合は「時間指定」のほかにも、ユーザが終了日のみを指定する「期間指定」、または当日の「午前」「午後」「終日」といったオプションが用意され、ユーザが選択・指定することが可能。さらに、内容と場所を登録しておくことも可能だ。
ユーザへの通知方法は、予定時刻が近づくとポップアップウィンドウとサウンドで教えてくれる「アラーム」、または指定した日時に通知メールを送る「リマインダ」から選べる。アラーム設定は、予定時刻の××分前というように、分単位で指定できる。ToDoでは、時間・場所の指定がなく、通知方法もリマインダメールの送信だけとなる。
スケジュール管理画面は、月間カレンダーとスケジュール一覧からなり、当月の登録済みスケジュールを一覧で確認できる。スケジュール一覧には、「今月」「今週」「今日」の三つのオプションボタンがあり、選択したボタンに応じて今週のスケジュールや今日のスケジュールだけに★マークを付けて表示させられる。
リマインダメールは、指定メールアドレスに対して、スケジュールやToDoごとに自動的に送信されるもの。1ヵ月単位や、第×週のように週単位のスケジュールをまとめて手動送信することも可能だ。送信先のメールアドレスは、最大二つまで設定できる。携帯電話への送信に配慮して、一度に送れるメールの文字数を200/400/800/1,600文字の中から選択できるようになっている。ToDoリストをメール送信するかどうかも、ユーザが選択できる。
そのほか、メール送信前に受信用サーバへの認証チェックを行うPOP before SMTPのための設定や、送信文中の日付の書式指定、スケジュールの内容および場所につける見出し文字の指定、アラーム用WAVファイルの選択、スタートアップフォルダへの登録、ソフトの起動時に今日のスケジュールを表示するためのオプションなどがある。CSV形式でのスケジュールデータのインポート/エクスポート機能もある。