カラフルで大きなアイコン、漢字やカタカナのパソコン用語を減らし、わかりやすくしたメニュー表記が特徴のテキストエディタ。機能は、テキストエディタに必要とされる基本的なものに絞られ、子どもやパソコン初心者用に最適。「キッズ・エディ2」は、主に小学校低〜中学年の使用を想定したMDI形式のテキストエディタ。メニューには、ひらがなと小学校低学年程度で学習する漢字が使われている。ツールバーのカラフルなアイコンは、シンプルなデザインでわかりやすい。さらに「このアイコンはどのような機能を使えるのか」をオンマウスのチップヘルプで表示してくれる。ツールバーのアイコンは非表示にもできる。
メニューなどの表記がひらがな主体であることに加え、パソコン用語がより平易な言葉に置き換えられていることも特徴。例えば、印刷プレビューは「いんさつの ようすを 見る」、検索は「ことばを さがす」といった具合だ。また、編集エリアの表示フォントには、大きめの明朝体が採用され、文字の形をはっきりと確認しながら編集できる。このため、子どもやパソコン操作に不慣れなユーザでも戸惑うことなく、文書作成・印刷を行える。
検索は大文字/小文字、ひらがな/カタカナを区別して行うことが可能。置換は、都度確認で行うか、一括して行うかを選択できる。文字種変換では、ファイル全体の大文字/小文字、かな/カナ、全角/半角変換を行える。用意された編集機能は、切り取り/コピー/貼り付け、検索・置換、文字種変換。コピー=【Ctrl】+【C】、検索=【Ctrl】+【F】など、Windowsで一般的なショートカットキーを使える。
MDI形式で、親ウィンドウ内に複数の子ウィンドウを開いて編集することが可能。編集結果はテキスト形式のファイルで保存される。
設定では、プリンタの指定/プロパティ画面を呼び出せるほか、(パソコンにインストール済みの)使用できるフォントやドライブ構成、マシン名、Windowsが起動してからの時間などを確認できる。